大谷翔平、敵地開幕戦で異例の光景 直前ブーイングのファンが「帽子取った」と米注目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、アスレチックスとの今季開幕戦に「3番・投手」で先発出場。2年連続の開幕投手で6回2安打無失点、10奪三振と好投した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を3度目の優勝に導き、大会MVPに輝いてから9日が経過。初回にバッターボックスに立った際に敵地ファンが大谷に敬意を示したシーンに、米地元紙の記者が注目している。
アスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、アスレチックスとの今季開幕戦に「3番・投手」で先発出場。2年連続の開幕投手で6回2安打無失点、10奪三振と好投した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表を3度目の優勝に導き、大会MVPに輝いてから9日が経過。初回にバッターボックスに立った際に敵地ファンが大谷に敬意を示したシーンに、米地元紙の記者が注目している。
2021年にMLBのシーズンMVPに輝き、さらに直前のWBCでも活躍した大谷は敵地ファンからも一目置かれているようだ。1回の大谷の今季初打席時、米カリフォルニア州地元紙「イーストベイ・タイムズ」のジェイソン・マストロドナト記者はツイッターにこう記した。
「マイク・トラウトが打席に入るとコロシアムには大きなブーイングが響いた。ショウヘイ・オオタニが打席に入ると球場全体がスタンディングオベーション。アスレチックスのファンはグリーンの帽子を取り、宙で振っていた」
この日は8回の打席で申告敬遠された際にも、大谷の打席に注目していた場内から大ブーイングが相手に浴びせられるなど、敵地ファンすら大谷への称賛、歓迎の反応をしていたという。大谷は投げては6回無失点、打っても4回の第2打席で今季初安打をマーク。しかしエンゼルスは大谷の降板後にリリーフ陣が逆転を許し、1-2で敗れている。
(THE ANSWER編集部)