ヌートバー開幕戦に「何だ?」「進化系」とファン注目 ペッパーミルじゃない新たな動き
米大リーグが30日(日本時間31日)に開幕し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場したラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)は、ブルージェイズとの開幕戦に「2番・左翼」で先発出場。自身初の開幕スタメンで、6回の第4打席で左前打を放ち今季初ヒットを記録した。一塁ベース上でベンチに向かって示した手の動きが、WBCで大ブームを巻き起こした「ペッパーミル・パフォーマンス」ではなく、日本のファンからは「塩? スパイス?」「ペッパーグラインド進化系」などの声が上がっている。
開幕戦にスタメン出場、第4打席で今季初安打
米大リーグが30日(日本時間31日)に開幕し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場したラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)は、ブルージェイズとの開幕戦に「2番・左翼」で先発出場。自身初の開幕スタメンで、6回の第4打席で左前打を放ち今季初ヒットを記録した。一塁ベース上でベンチに向かって示した手の動きが、WBCで大ブームを巻き起こした「ペッパーミル・パフォーマンス」ではなく、日本のファンからは「塩? スパイス?」「ペッパーグラインド進化系」などの声が上がっている。
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ヌートバーがMLB開幕戦で披露したのは、日本中を熱狂させたあのパフォーマンスではなかった。開幕戦に先発出場したヌートバーは5-5の同点で迎えた6回2死一塁の第4打席で、外角低めのスライダーを巧みにレフト前へ。今季初安打を放った。一塁ベース上でコーチとグータッチをかわすと、次の瞬間、自軍ベンチに向かって両手で何かを振りかけるようなパフォーマンスを見せた。
WBCでは出塁するたびに、軽く握った両手を上下に重ね、ひねるようなポーズを見せる「ペッパーミル・パフォーマンス」でチームメートを鼓舞してきたが、MLB開幕戦では新バージョンを披露。このシーンの画像をカージナルス公式ツイッターが投稿すると、日本のファンから「新しいセレブレーション『ソルトシェイカー』披露」「ヌートバー、今年はソルトシェイカーで、行くみたい」「塩? スパイス? 両手で振ってかける物って何だろう?」「ペッパーグラインド進化系」といった声が上がった。
出塁したヌートバーはその後、ゴールドシュミットの右前打で三塁に進む好走塁を披露。その際にもベース上で同じパフォーマンスを見せており、米ミズーリ州地元局「バリー・スポーツ・ミッドウェスト」の実況席は「祝福の時間です。ヌートバーが三塁へ。ソルトシェイカーが出ました」と伝えている。チームは9-10で敗れたものの、ヌートバーは4打数1安打2四球1得点で開幕戦を終えた。
(THE ANSWER編集部)