“捕手のボーク”が決勝点に… 選手呆然の珍事に米困惑「知らなかった」「混乱している」
米大学野球で珍しい“捕手のボーク”が起こった。捕手の反則により三塁走者に進塁権が与えられ、これが決勝点に。両手を広げてポカンとする選手の様子が動画で公開されると「知らなかった」「私は混乱している」「酷いルール。でも正しい判定」などと様々な反響が寄せられている。
米大学野球で起こった珍しい反則
米大学野球で珍しい“捕手のボーク”が起こった。捕手の反則により三塁走者に進塁権が与えられ、これが決勝点に。両手を広げてポカンとする選手の様子が動画で公開されると「知らなかった」「私は混乱している」「酷いルール。でも正しい判定」などと様々な反響が寄せられている。
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米コネチカット州で行われたNCAA(全米大学体育協会)1部、セント・ジョーンズ大―フェアフィールド大の一戦。4-4の同点で迎えた11回表、1死三塁での出来事だった。ワンバウンドする変化球を体を張ってブロックしたフェアフィールド大の捕手は、前に転がったボールを右手に持ったマスクで押さえた。
何気ない動作だったが、これを見た塁審から「タイム! タイム!」の声。三塁走者に進塁権が与えられ、これが決勝点となった。捕手は両手を広げて「WHY?」のポーズ。他の選手も何が起こったのか分からず、困惑した様子を見せた。
公認野球規則5.06(b)(3)(E)によると、「野手が帽子、マスク、その他着衣の一部を本来つけている個所から離して、投球に故意に触れさせた場合。この際はボールインプレイで、ボールに触れたときの走者の位置を基準に塁が与えられる」とされており、これが適用されたようだ。
珍事の一部始終を米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」が「捕手のボークを塁審が宣告し、11回に決勝点が入った」としてツイッターに動画で投稿。米ファンからは「ボールを止めるのにマスクを使ってはいけないなんて知らなかった」「元捕手として、私はすぐに分かった」「私は混乱している」「道具をこんな風に使っちゃいけない」「酷いルール。でも正しい判定」などと様々なコメントが寄せられている。
(THE ANSWER編集部)