WBC準V捕手の衝撃退場劇、球審の“即ギレ”に反響拡大 日本ファン同情「不憫すぎる」
米大リーグで27日(日本時間28日)に行われたブルージェイズ―フィリーズのオープン戦で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準優勝の米国代表JT・リアルミュート捕手がまさかの行為から退場。SNS上で動画が公開されると、全米に大きな波紋を広げた。日本人ファンからも「私情丸出しで退場とは」「不憫すぎる」といった同情の声が集まっている。
ボール交換時に発生した珍事
米大リーグで27日(日本時間28日)に行われたブルージェイズ―フィリーズのオープン戦で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準優勝の米国代表JT・リアルミュート捕手がまさかの行為から退場。SNS上で動画が公開されると、全米に大きな波紋を広げた。日本人ファンからも「私情丸出しで退場とは」「不憫すぎる」といった同情の声が集まっている。
4回裏ブルージェイズの攻撃中に発生した“事件”。リアルミュートはマウンド上のクレイグ・キンブレル投手がボールの交換を求めたのを見て、球審のほうを振り返ることなく、ミットを差し出してボールを要求した。しかし、球審がボールをトスする直前に、リアルミュートがミットを引っ込めてしまったことでボールはポトリ。結果的にすれ違いが起こり、ボールを“スルー”された形の球審は即座に退場を宣告した。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」がツイッターで公開した動画には米ファンからは批判的な意見が殺到したが、反響は拡大。日本人ファンからもツイッター上で「スター選手を私情丸出しで退場させるとは」「即ギレとは」「リアルミュートの退場不憫すぎん?」「かわいそう」「審判が短気すぎる」「さすがに気の毒」「こんなの初めて見たわ」「退場ひどいな。でもタイミングが完璧すぎる」などWBC準V捕手を気遣う声が上がっている。
この件について、米紙「ニューヨーク・ポスト」は、リアルミュートが「ボールを(投手に)投げるのかと思った」と球審に伝えたそうだが、球審は「信じないね」と返したということで、抗議もむなしく退場処分となったことを伝えている。
(THE ANSWER編集部)