松山英樹、マスターズV候補も米誌が課題指摘「もし同じ問題起きたら困難に」
今年の男子ゴルフ、四大メジャー初戦となるマスターズが現地時間6日(日本時間7日)に米オーガスタで開幕する。松山英樹(レクサス)は日本人初制覇が期待される中、米国の各メディアも有力候補の一人として名前を挙げている。
「勢い乗る男は17年も順調」、昨秋から快進撃でV候補に名前挙がるも…
今年の男子ゴルフ、四大メジャー初戦となるマスターズが現地時間6日(日本時間7日)に米オーガスタで開幕する。松山英樹(レクサス)は日本人初制覇が期待される中、米国の各メディアも有力候補の一人として名前を挙げている。
英テレビ局「FOX SPORTS」ではダスティン・ジョンソン、ジョーダン・スピース、フィル・ミケルソン、ババ・ワトソン(いずれもアメリカ)、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、そして22歳の新鋭ジョン・ラーム(スペイン)といった面々が並ぶ中で松山の名も挙がっている。
昨年10月から2月初旬の9大会にかけ、日本メジャー含め5勝した松山について明記してないと前置きした上で「勢いに乗る男は2017年に入っても順調な動きを見せている」と評価している。
一方で、米経済誌「フォーブス」では「ヒデキ・マツヤマは昨年10月から(米ツアーで)3勝を挙げており、世界ランキングのトップを狙う一人となっていた。しかし、直近の彼は少々うまくいっていない」と記述。直近3戦の合計ストロークをまとめると5オーバーとなり、予選落ち1度と最高25位タイと春先にかけて成績が出ていないことを指摘している。
「彼が懸念しているのはパッティングで、もし彼がオーガスタで同じ問題が起こったとしたら、どんなにリズムの良いスイングをしたとしても、彼は困難になる」とパットに課題を抱えているとした。
歴戦の名ゴルファーが揃う中、松山は秋から冬にかけて演じた躍進を、オーガスタの大舞台で再現できるだろうか。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count