スミス・ロウの一撃が反響拡大「アーセナルファンにその名が刻まれた」

　海外サッカーのイングランド1部プレミアリーグ、名門アーセナルの17歳超新星エミール・スミス・ロウ。26日の試合で圧巻のゴラッソを炸裂させ、衝撃の“挨拶弾”をクラブ公式ツイッターが動画付きで公開すると、「エムバペかと思った」「天才だ」「新たなワンダーキッドが現れた」とサポーターから絶賛の嵐が送られていたが、英メディアも「W杯優勝を目指すイングランド代表の新星」などと大興奮となっている。

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　名刺代わりには十分すぎる一撃だった。スミス・ロウが輝きを放ったのは、26日のインターナショナル・チャンピオンズ杯、アトレチコ・マドリード（スペイン）戦だ。

　0-1とリードを許した後半2分。オーバメヤンとのパス交換から前を向くと、素早いボールタッチで2人を次々に交わし、ペナルティーアークへ。そのまま滑り込むようにして右足を振り抜いた。強烈なシュートは飛びついたGKも触れない絶妙なコースへ。そして、ゴール右隅に突き刺さった。圧巻の一撃に飛び跳ねて喜ぶスミス・ロウ。あどけなさの残る表情がなんとも印象的だ。

　アーセナルは「AFCツアー2018でエミールが彗星のごとくゴールを決めた瞬間…なんて派手な挨拶なんだ、エミール・スミス・ロウ」とつづり、動画付きでゴラッソを紹介。目の当たりにしたサポーターも衝撃を受けた。「これはエムバペかと思った。なんてシュートだ」「天才だ」「新たなワンダーキッドが現れた」と驚きの声が続々と上がったが、現地メディアも大興奮だ。

　衛星放送「スカイ・スポーツ」は「アトレティコと対したアーセナルに新星スミス・ロウ現る」と見出しを打って特集。「アーセナルのスタメンに名を連ねた耳慣れない17歳は、新生エメリ体制の下、アトレティコとのプレシーズンで印象的な働きを見せた。ペナルティエリア外から決めた彼のゴールは鮮やかで、素晴らしいパフォーマンスだった」と絶賛している。