“乳児抱えながらキャッチ”の反響拡大 MLBも注目「ただのファンじゃなかった」
米大リーグであまりに見事なキャッチが話題を呼んでいる。しかも選手ではなくて、赤ちゃんを抱えた観客だった。何が起きたのか、その一部始終を米メディアが公開すると、ファンからは「ゴールデングラブ」「年間ベストキャッチ」などと驚愕の声が続々と上がっていたが、MLBや米紙もこの場面をクローズアップ。反響が広がっている。
赤ちゃん抱えながらキャッチのファンに続々脚光
米大リーグであまりに見事なキャッチが話題を呼んでいる。しかも選手ではなくて、赤ちゃんを抱えた観客だった。何が起きたのか、その一部始終を米メディアが公開すると、ファンからは「ゴールデングラブ」「年間ベストキャッチ」などと驚愕の声が続々と上がっていたが、MLBや米紙もクローズアップ。反響が広がっている。
【動画】「年間ベストキャッチ」の声も、乳児を抱えながらのスーパーキャッチ、米騒然の素手捕球の瞬間を米メディアが公開
超のつくスーパーキャッチが披露されたのは、23日(日本時間24日)のフィリーズ―ドジャースの一戦だった。9回裏、5-7と2点を追うフィリーズは、先頭のフランコが左翼席へ豪快な一発。これを客席で好捕したのが、左翼席に陣取ったフィリーズファンだった。
フィリーズのユニホーム姿の男性ファン。左手にはなんと赤ちゃんを抱えながら、自身の左サイドに来たボールを右手を目いっぱい伸ばしてキャッチ。しかも素手だった。ボールを掲げ、見事な捕球を高らかにアピールする男性ファン自身も、信じられないといった表情だ。周囲は拍手喝采だった。
米紙「USAトゥデー」は「フィリーズファンが赤ん坊の安全を片手で確保しながらもう一方の手で本塁打を捕る」と題してレポート。「驚くべきことに赤ん坊を抱えて安全を確保しながらの捕球を成し遂げた」と驚愕の一幕を報じている。