Jリーグ初代チェアマン川淵三郎、早稲田大時代の経験に感謝 「気持ちの基礎ができた」
「スポーツの持つ価値」を学生たちに力説
選手として、また1人の“サッカー人”としてだけにとどまらず、早稲田大で過ごした4年間の日々は川淵氏のリーダーシップや実行力を育み、Jリーグ初代チェアマンをはじめとするスポーツ界への貢献につながったようだ。
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だからこそ今回の表彰式でも、現役の学生たちに対し「世の中に出た時に役に立つ、貢献できる体力、文武両道でもって自分自身の人間力を鍛えて社会に巣立っていってほしいと思います」と語りかけている。
また、自らの大学時代と今とを比較し、「スポーツの持つ価値は、(自分が大学生だった)その時代よりもはるかに社会にとって大事な要素になっている」と断言。「この前の(カタール・)ワールドカップで、日本代表は勝ったことで国を挙げて歓喜の嵐を巻き起こしました。こういったものはスポーツだからこそ、あれだけ多くの人に勇気と希望と感動を与えられることができた。他のものでは、こういった感動を与えることはできないと思います」と続け、未来の日本スポーツ界を担う学生たちのフィールド内外での活躍に期待を込めた。
(THE ANSWER編集部)