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女子ゴルフ初V王手の24歳吉本ひかる 最終日へ「バーディー合戦になる。60台目指す」

女子ゴルフの国内ツアー・明治安田生命レディスは11日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で第3日が行われ、ツアー未勝利の吉本ひかる(マイナビ)が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算16アンダーで首位を守った。1998年度生まれの黄金世代。24歳が悲願の初優勝に王手をかけた。ささきしょうこ(日本触媒)が2打差の2位。

明治安田生命レディスに出場している吉本ひかる【写真:Getty Images】
明治安田生命レディスに出場している吉本ひかる【写真:Getty Images】

明治安田生命レディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー・明治安田生命レディスは11日、高知・土佐CC(6228ヤード、パー72)で第3日が行われ、ツアー未勝利の吉本ひかる(マイナビ)が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算16アンダーで首位を守った。1998年度生まれの黄金世代。24歳が悲願の初優勝に王手をかけた。ささきしょうこ(日本触媒)が2打差の2位。


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 吉本は出だしの1番パー4でいきなりバーディー。第2打を残り107ヤードから3メートルにつけてみせた。6番で4メートルのバーディーパットを入れ、迎えた後半も好調を維持。10、11番で連続バーディーを奪うと、13、16番でも1つずつ伸ばした。最終18番パー4では、残り144ヤードからの第2打をピン右1メートル半につけ、バーディーで締めた。

「今日もショットが安定して、パットも昨日より入って落ち着いてプレーできました。(ミドルパットは)凄くよかったけど、ロングパットがショートしていたのでもうちょっと練習したいです。こんなにスコアが出ている感覚がないですね」

 今年でプロ転向7年目。シード権を獲得したのは、賞金ランク28位だった2019年だけだった。昨季はメルセデス・ランキング68位。最終予選会28位で今季を迎え、前週の開幕戦は18位だった。

「意識しながらどれだけ自分のプレーに集中するか。今日も落ち着いてやるべきことに集中していた。(ショートアイアンの安定は)スイングを手だけで打たず、体をしっかり使って打てるようになったのは大きい。ちょっとずつうまくなっているんじゃないかなと思います」

 優勝すれば黄金世代12人目だ。首位で最終日を迎えるのは昨年8月以来。前回は1打差2位に転落し、ルーキーだった岩井千怜(Honda)に優勝を持っていかれた。「バーディー合戦になると思う。60台を目指して頑張りたい」と力を込めた。

(THE ANSWER編集部)


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