WBCチェコ代表にいる現役大学生、大谷翔平と対戦熱望「世界最高の選手と戦うなんて…」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日に開幕を迎える。日本代表と同組に入ったチェコ代表の現役大学生がMLB専門局「MLBネットワーク」の番組に出演。エンゼルスの大谷翔平投手と対戦する可能性に「世界最高の野球選手と対戦するなんて夢が叶うようなものだよ」と胸を弾ませた。
米国の大学でプレーするチェコ代表外野手がMLB専門局の番組に出演
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日に開幕を迎える。日本代表と同組に入ったチェコ代表の現役大学生がMLB専門局「MLBネットワーク」の番組に出演。エンゼルスの大谷翔平投手と対戦する可能性に「世界最高の野球選手と対戦するなんて夢が叶うようなものだよ」と胸を弾ませた。
今大会で初めて本戦出場となるチェコは、ロースターの大半を国内アマチュアリーグの選手が占める。そんな中、野球の本場・米国で腕を磨く24歳も名を連ねた。NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン2で2022年全米制覇を果たしたノース・グリーンビル大に所属するマレク・クラップ外野手だ。チェコ生まれのクラップは2021年から同大に入学。3季計120試合に出場し、打率.380、29本塁打、136打点を記録している。
すでに来日しているクラップはMLBネットワークの番組にオンライン出演。司会の元MLB通算152勝右腕ジェイク・ピービー氏から「大学生がショウヘイ・オオタニと対戦するかもしれないわけだが、どう感じているか」と尋ねられると「世界最高の野球選手と対戦するなんて夢が叶うようなものだよ」と笑顔を見せた。
続けて「素晴らしいことだけど、誰が相手であっても全打席勝負するだけ。それでチームの勝利に貢献できたら嬉しいね」と意気込んだ。チェコは10日に中国との初戦を迎え、日本とは11日に対戦。番狂わせで1次ラウンド突破を狙う。
もう1人の司会者でエンゼルス戦の実況も務めるマット・バスガーシアン氏はチェコの国内事情にも興味津々。「ビールがペットボトルの水よりも安いって聞いたけど本当?」と尋ねるとクラップは「本当だよ」と笑いながら回答していた。
(THE ANSWER編集部)