WBC豪州代表、離れる東京の街へ記す“日本愛”「カレー屋大好き」「親切と敬意に感謝」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市でのキャンプを終了。宮崎に移動した。ラーメンやコンビニなど日本での日々を楽しんでいたが、同国代表チームの公式インスタグラムでは、温かい歓迎を受けた府中への“愛”とともに感謝を記している。
東京・府中市でのキャンプ終了
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市でのキャンプを終了。宮崎に移動した。ラーメンやコンビニなど日本での日々を楽しんでいたが、同国代表チームの公式インスタグラムでは、温かい歓迎を受けた府中への“愛”とともに感謝を記している。
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府中でのキャンプを終えたオーストラリア代表は、インスタグラムに「府中市へ:色々とありがとうございます」との書き始めで、府中市にメッセージを記した。
投稿には府中での思い出に残る写真の数々も添付。グラウンドで交流した野球少年・少女は、笑顔でオーストラリア国旗のフラッグを振っている。学校も訪問したようで、けん玉やダルマ落としを子どもたちと楽しむ姿も。同市の大國魂神社で、日本式に祈願する姿もあった。
「ここは、まるで第二の故郷のようでした。練習するためのグラウンド、練習試合の相手を用意していただきました。地域のみなさまのおもてなしはありがたいものでした。地元のラーメン屋さん、セブンイレブン、そしてカレー屋さんが大好きでした。みなさまの親しみやすさ、私たちに対する親切と敬意に感謝しています」
文面にはこのように感謝が記されていた。同国野球連盟公式サイトでは、駅前のラーメン屋が選手のお気に入りになっていることが記されていたほか、コンビニでマシンを利用し、コーヒーを楽しむ動画もインスタグラムに公開されていた。
感謝のメッセージは続き、「学校への招待や野球教室、そして私たちへの応援どうもありがとうございます。府中市は今やオーストラリアチームの一員であり、我々のストーリーの一部です。宮崎へと発ち、厳しい練習を重ねていきます」と記されていた。
豪州の野球連盟公式サイトによると、同国代表は2018年に親善試合のために来日したときから継続して府中市をキャンプ地にしている。そのつながりは深く、グレン・ウィリアムズ野球連盟CEOが「国外における私たちのホームだ」と表現するほど。侍ジャパンとは12日の1次リーグで対戦する。
(THE ANSWER編集部)