スピース、怪物級の“380y1オン打”に米メディアも絶賛「カメラで追うのも難しい」
男子ゴルフの海外メジャー第3戦全英オープンは21日、ジョーダン・スピース(米国)が1イーグル、4バーディーの「65」で回り、スコアを6つ伸ばして首位タイに立った。
スピースが放ったビッグドライブが反響拡大「カメラで追うことも難しい」
男子ゴルフの海外メジャー第3戦全英オープンは21日、ジョーダン・スピース(米国)が1イーグル、4バーディーの「65」で回り、スコアを6つ伸ばして首位タイに立った。圧巻だったのは、380ヤードの1番パー4。豪快にかっ飛ばして1オンに成功し、イーグルを奪った。カメラも追いつけないほどの驚異のパワーを発揮した瞬間を大会公式が動画付きで公開し、海外ファンも「これは正気の沙汰じゃない」と驚きが広がっていたが、米メディアも「モンスタードライブ」と評し、反響が拡大している。
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ひと振りでスピースがこの日の主役になった。380ヤードの1番パー4。ティーショットだった。
ゆったりとスタンスを取ったスピース。渾身のパワーを込め、一気にドライバーを振り抜いた。凄まじい音を残してすっ飛んだ打球は、あっという間に見えなくなった。フェアウェーに着弾したボールだったが、特有の硬い芝に乗って勢いは止まらず、転がっていく。そして、ついにはグリーンに乗ってピン5メートル手前で止まったのだ。
続くイーグルパットでカップの縁をくるりと回りながらねじ込んだスピース。大会公式ツイッターは「なんてスタートだ。ジョーダン・スピースがドライバーでグリーン到達、そしてパットを決めた」とつづり、動画付きで公開した。映像を観ると、あまりの打球スピードに対応できず、カメラもボールの行方を捉え切れないほどだった。