F1新マシン搭載、速度に直結しない“最新技術”が海外話題「かっこいい」「遅くなる」
自動車レースのF1は3日、バーレーンGPで2023年シーズンの開幕を迎えた。昨季コンストラクターズ(製造者)部門で5位だったマクラーレンは今季、マシンの速さと直接関係ない部分にも“最新技術”を搭載。米専門局が動画を公開し、海外ファンからは「かっこいい」「速い」といった反響が寄せられている。
2023年開幕戦・バーレーンGPが3日からスタート
自動車レースのF1は3日、バーレーンGPで2023年シーズンの開幕を迎えた。昨季コンストラクターズ(製造者)部門で5位だったマクラーレンは今季、マシンの速さと直接関係ない部分にも“最新技術”を搭載。米専門局が動画を公開し、海外ファンからは「かっこいい」「速い」といった反響が寄せられている。
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細かい部分にもこだわりがある。黒とオレンジのカラーリングが映えるマクラーレンのマシン。リアウィングやフロントノーズ、エンジンカバーにさまざまなスポンサーロゴが付けられている中、コックピット横のサイドポッド部分に掲示された「#Android」の表示が「android 5G」に変化した。時間経過で切り替わる電子広告のようだ。
実際の動画を米スポーツ専門局「ESPN」のF1専門ツイッターが公開。「マクラーレン、今季の全レースで車体に回転式デジタル広告を搭載して走行する許可を取り付ける」「スポーツマーケティングにおける画期的な瞬間」とつづり、異例の広告システムを紹介した。
海外ファンからは「かっこいい」「スピードより広告の方が速い」「彼らはレーシングチームなのか広告会社なのか」「余計な重量で車は遅くなる」「これで車が重くなってスピードも落ちる」「GPから引退した後はパドックで活躍するね」「1周ごとに広告スペースを販売できる」「Wow!」といったコメントが集まっている。バーレーンGPは3日からフリー走行がスタート。5日(日本時間6日)に決勝が行われる。
(THE ANSWER編集部)