WBCで「日本人のワンダフルなおもてなし」 豪州代表が東京で体験した日本の文化に反響
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市でキャンプを実施している。決戦を前に、代表メンバーはスーツ姿で同市の歴史ある施設を訪問。“日本式”のやり方で必勝を祈願した。
日本と同じプールBの豪州は府中市でキャンプを実施
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市でキャンプを実施している。決戦を前に、代表メンバーはスーツ姿で同市の歴史ある施設を訪問。“日本式”のやり方で必勝を祈願した。
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屈強な男たちがズラッと並んでも、後ろにそびえる建物の荘厳さが際立っている。代表メンバーが訪れたのは府中市にある大國魂神社だ。オーストラリア代表チームの公式インスタグラムは、手水を行ったり、絵馬をかけるなどして日本式に祈願する様子を写真で公開した。
「府中の市長に招かれて私たちは地元の神社とお寺を訪問しました。約2000年の歴史に囲まれながら、私たちは伝統的な式典に参加し、願いを書き、1000年以上前からある太鼓を叩きました」と記された投稿。大國魂神社の宝物殿にある大太鼓を前に、笑顔を見せる選手の写真も掲載されている。
豪州の野球連盟公式サイトが掲載した「野球最大のトーナメントに備えるオーストラリア代表を、日本の町がいかに助けているか」と題する記事によると、同国代表と府中市とのつながりは2018年に遡る。同連盟のグレン・ウィリアムズCEOが「国外における私たちのホームだ」と表現するほど、同市との関係は深い。
インスタグラムの投稿は「光栄でした。歓迎してくれてありがとうございます」と締められている。豪ファンからは「なんて素晴らしい機会を得ているんだ。日本人のワンダフルなおもてなしだ」と感心する声が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)