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“カリー級”評価の日本人、7度目20点超え富永に米識者絶賛「凄まじい」「3月の顔に」

米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は28日(日本時間3月1日)、ミシガン州立大との一戦で20得点をマーク。試合は67-80で敗れたものの、存在感を放った。3ポイントは8本中4本成功。止まらない活躍ぶりに、米識者からは「凄まじい」「見ていて楽しすぎる」といった声が上がっている。

米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】
米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】

ミシガン州立大戦で20得点

 米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は28日(日本時間3月1日)、ミシガン州立大との一戦で20得点をマーク。試合は67-80で敗れたものの、存在感を放った。3ポイントは8本中4本成功。止まらない活躍ぶりに、米識者からは「凄まじい」「見ていて楽しすぎる」といった声が上がっている。

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 確信のショットだった。ネブラスカ大が52-45とリードして迎えた後半残り14分付近、パスを受けた富永は相手のマークをワンフェイントで外すと、3ポイントラインの外からシュート。自信があったのか、ボールから一度目線を切った。見事リングを射抜くと、大歓声のスタンドとは裏腹に静かに喜びを示した。

 試合は敗れたものの、今季7度目の20点超え。活躍に米識者はツイッターで次々と反応した。米スポーツメディア「バーストゥール・スポーツ」などで執筆しているクリス・カステラーニ氏は「NCAAトーナメントに69校目を加え、ネブラスカ大を入れてくれ。そうすればケイセイが3月の顔になれるかもしれない。アメリカに必要なことだ」とつづった。

 米中東部をカバーする地方紙「オマハ・ワールド・ヘラルド」紙のサム・マッコーエン記者は「ネブラスカ大にケイセイのようなシューターがいるのは久しぶりだ。ここ7試合は凄まじい」と直近の7戦で平均21.3得点の活躍を称え、米放送局「CBS」の系列局「WFRV-TV」でスポーツアンカーを務めるマット・レイノルゾン氏は「ケイセイよ、見ていて楽しすぎる」と興奮交じりに投稿していた。

 今季は5戦連続で20得点超えを果たすなど成長を見せる富永。この日はフィールドゴール11本中7本、うち3ポイントは8本中4本成功。フリースロー2本も合わせて今季7度目の20得点で、2ケタ得点は出場8試合連続となった。米メディアに“日本のカリー”と評されることも増え、2月16日(同17日)にはNBAウォリアーズのステフィン・カリー本人もツイッターで「最高だぞ、ケイセイ!」と反応していた。

(THE ANSWER編集部)


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