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90年代輝いた日本のフィギュア女王を米記者絶賛 海外ファンも虜「宝石」「最高の1人」

3月、埼玉で世界選手権が開催されるフィギュアスケート。最高峰の実力者による演技に注目が集まるが、米国の名物記者は「私がますます評価するようになった」という日本の女子スケーターをピックアップ。実際の映像とともに絶賛すると「史上最高の1人」「見るのが大好きだった」などと海外ファンからも反響が集まっている。

現役時代の佐藤有香さん(撮影は1995年)【写真:Getty Images】
現役時代の佐藤有香さん(撮影は1995年)【写真:Getty Images】

米国の名物記者が動画とともに紹介

 3月、埼玉で世界選手権が開催されるフィギュアスケート。最高峰の実力者による演技に注目が集まるが、米国の名物記者は「私がますます評価するようになった」という日本の女子スケーターをピックアップ。実際の映像とともに絶賛すると「史上最高の1人」「見るのが大好きだった」などと海外ファンからも反響が集まっている。

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 米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏がツイッターで「私がますます評価するようになったプログラム」「1994年に母国の観客の前で世界タイトルを勝ち取った」などと演技動画とともに紹介したのは、1994年の世界選手権女王となった佐藤有香さんだった。

 動画内ではブルーの衣装に身を包んだ現役時代の佐藤さんが、華麗なジャンプを決めて大きな歓声を浴びている。最後のスピンを終えると、会場はスタンディングオベーション。日の丸が揺れる会場で、惜しげもない拍手が注がれていた。ウォン記者は「そのパワー、基礎的なスケーティング、音楽性は非の打ち所がない」と評した。

 懐かしの映像に、海外ファンも「史上最高の1人、ユカ・サトウ。美しいエッジ、柔らかい膝、表現力のあるスケーティング。アイドルの1人」「ユカ・サトウはスケートの宝石だった」「本当にありがとう! あの頃、ユカ・サトウが滑るのを見るのが大好きだった」などとコメントを書き込み、日本のファンからも「最後の3Sからの軽やかなステップが今見ても色褪せない作品」「スケーティングクイーン」「優雅だわ」などと反響が寄せられていた。

 佐藤さんは1990年の世界ジュニア選手権で優勝。アルベールビル五輪、リレハンメル五輪に出場し、94年には千葉で行われた世界選手権で優勝した。荒川静香さんの振付を担当するなど、指導者としても活躍している。

(THE ANSWER編集部)

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