WBC豪州投手、日本のマッサージ店で「クール」な体験 5年ぶり訪問で驚き「私の名を…」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市で調整を行っている。ルーク・ウィルキンス投手は「ここが大好き。本当にホームのように感じる」と語り、同市との深いつながりを感じさせる“地元の”マッサージ店でのエピソードを披露した。
日本と同じプールBの豪州は府中市でキャンプを実施
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が控える中、日本代表と同じプールBのオーストラリア代表は東京・府中市で調整を行っている。ルーク・ウィルキンス投手は「ここが大好き。本当にホームのように感じる」と語り、同市との深いつながりを感じさせる“地元の”マッサージ店でのエピソードを披露した。
3月9日に東京ドームで韓国代表との初戦を迎えるオーストラリア代表。2018年に親善試合のために来日したときから府中市をキャンプ地とし、2019年のプレミア12でも引き続き同地に拠点を置いた。豪州野球連盟のグレン・ウィリアムズCEOが「国外における私たちのホームだ」と称するほど、同市とのつながりは深い。
同国の野球連盟は公式サイトに掲載した「野球最大のトーナメントに備えるオーストラリア代表を、日本の町がいかに助けているか」と題した記事の中で、府中の人々の温かいサポートが、異国で調整を行う豪州代表にとって大きな意味を持っていることを伝えた。
記事によると「選手やスタッフはこの町がもたらす地域のつながりを感じることができている、と話している」といい、ウィルキンスが体験したマッサージ店でのエピソードを紹介した。
ウィルキンスが府中を初めて訪れたのは2018年。当時は肘の怪我のためリハビリを行っており、ある地元のマッサージ店で施術を受けた。店のオーナーは家族や友人を呼び、ウィルキンスは店外で彼らにサインを書いてあげたという。
約5年後、久々に同店を訪れたウィルキンスは驚いた。「今回戻ってきたら彼らはみんな私の名前を知っていたんだ。彼らは英語はあまり話せないけど、『ルーク!』『ウィルコ!』『ウィルキンス!』などと呼んでくれるんだ。本当にクールなことだ。このような小さなことが大きな違いになる」と感慨深げに語った。
「私はここが大好きだ。ここにいることをみんなが喜んでくれる。彼らは野球が本当に大好きだ。有名人になったように感じるし、本当にホームのように感じる」と府中の人々に感謝したウィルキンス。“行きつけ”のマッサージ店のことはチームメートにも紹介しているという。
(THE ANSWER編集部)