イ・ボミ、今季限りでの日本ツアー引退を発表 2度の賞金女王「とても幸せでした」
女子ゴルフのイ・ボミ(韓国)が27日、日本でのツアー選手を引退すると発表した。所属先の延田エンタープライズが発表。10月のNOBUTA GROUP マスターズ GC レディース(兵庫・マスターズGC)が日本ツアーでの引退試合となる。
所属先が発表、引退後は「引き続きゴルフ界で活動」
女子ゴルフのイ・ボミ(韓国)が27日、日本でのツアー選手を引退すると発表した。所属先の延田エンタープライズが発表。10月のNOBUTA GROUP マスターズ GC レディース(兵庫・マスターズGC)が日本ツアーでの引退試合となる。
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ボミは韓国出身の34歳。2007年にプロ転向し、2010年に韓国ツアーで3勝し、賞金女王に輝いた。2011年から日本ツアーに参戦。12年に「ヨコハマタイヤ PRGR レディスカップ」でツアー初優勝し、15年に7勝で国内男女両ツアー史上最高賞金額(2億3049万7057円)で日本ツアーでも賞金女王に輝いた。翌16年も2年連続で賞金女王に。ツアー通算21勝を誇るが、近年は低迷が続き、昨年の試合で今季は日本での出場試合数を減らす考えも明かしていた。
引退後はプライベートの時間を取りながら、引き続きゴルフ界で活動をしていく予定だという。今季出場が確定しているのは3月2日から始まる開幕戦のダイキンオーキッドレディス、3月24日からのアクサレディス、6月22日からのアース・モンダミンカップ、10月19日からのNOBUTA GROUP マスターズ GC レディースの4試合。ボミは発表の中で下記のようにコメントしている。
「私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。JLPGAに2011年に初めて挑戦して13年目になりました。振り返ると、とても長い時間だったと思うし誰よりも楽しく幸せにツアー生活を送りました。多くの方々の助けのお陰で、これまでのシーズンを健康に最善を尽くせたことに心より感謝申し上げます。心配事なく試合だけに集中できるよう、手厚いサポートをしてくださったスポンサーの方々、多くの瞬間を共にしてくださったファンの皆様、家族のようなスタッフたち、そして競争の中でも共感できる仲になってくれたJLPGA選手たちにも心から感謝します。
日本ツアー引退を決めるまで本当にたくさん悩みましたが最後のシーズンは私を応援してくださる多くの方々と幸せな瞬間を逃すことも心残りもなく、楽しく終えたくてシーズン前にこうやって発表することになりました。本当にたくさんの愛をくださってとても幸せでした。今シーズンも幸せに日本ツアー選手生活に集中して最善を尽くす姿をお見せします。本当にありがとうございます」
(THE ANSWER編集部)