「追い切り動画かと」 欧州競馬で見られた大差V 1頭しか映らない画面に反響「狂気だ」
海外競馬で衝撃のレースが展開された。先頭を走る馬が最終コーナーを回っても、後続がまったくついてきておらず、レース画面ではしばらく1頭しか映っていないという大差での優勝。海外メディアが動画を公開すると、海外だけでなく日本ファンからも「1頭立てのレース?」「追い切り動画かと思った」といった驚愕のコメントが寄せられている。
仏ボルドー・ル・ブスカ競馬場で行われた障害レース
海外競馬で衝撃のレースが展開された。先頭を走る馬が最終コーナーを回っても、後続がまったくついてきておらず、レース画面ではしばらく1頭しか映っていないという大差での優勝。海外メディアが動画を公開すると、海外だけでなく日本ファンからも「1頭立てのレース?」「追い切り動画かと思った」といった驚愕のコメントが寄せられている。
後ろからは何にも来ない。往年の名実況のフレーズが蘇ったかのようなレースが展開されたのは23日にフランスのボルドー・ル・ブスカ競馬場で行われた障害レース(芝約3780メートル、重、5歳上、8頭立て)。先頭の3番人気スターヴィナ(牝6)が最終コーナーを回った。しかし、後続がまったく見えず、レース画面にはスターヴィナがポツンと1頭だけで走る姿と、空を飛ぶ鳥だけが映る映像がしばらく続いた。
ようやく後続の馬が見えてきてもスターヴィナの脚色は衰えず、最後の2つの障害を飛んでそのままゴール。2着馬に実に6秒以上の差をつけた。記録上の着差は「99馬身」。距離が長く、実力差が出やすい障害レースとはいえ、記録的な大勝となった。
英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」が「狂気だ」とだけ添えて動画を公開すると、海外ファンからは「凄いね」「茶番だ」「後ろの全騎手が処分を受けるべき」「普段英国では見られないね」「なんでこんなことが起きるのか理解できない」など驚きと戸惑い混じりのコメントが集まった。
日本人ファンからも「1頭立てかと思った」「横から鳥しか来ない!大楽勝!これは恐れ入りました!」「最終障害で落馬するのかとドキドキでした」「追い切り動画の間違いじゃないん?」「サイレンススズカを思い出す」「2番手以下が全く映ってないあたりすごい逃げレースだ」といった反響が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)