「W杯のキス」が結んだ縁 あのカメラマンをクロアチア招待「次は普通の状況で…」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で起きた名場面の一つが、準決勝のクロアチア―イングランドで脚光を浴びたカメラマンだ。クロアチアが勝ち越しゴールを決めた際、ユリ・コルテス氏を倒してしまい、DFビダが謝罪のキスをしたことが世界で話題となった。クロアチアは“お詫び”の印に本人を1週間旅行に招待したという。海外メディアが伝えている。
下敷きになったコルテス氏をクロアチアが1週間招待「カメラとユーモア持参で…」
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で起きた名場面の一つが、準決勝のクロアチア―イングランドで脚光を浴びたカメラマンだ。クロアチアが勝ち越しゴールを決めた際、ユリ・コルテス氏を倒してしまい、DFビダが謝罪のキスをしたことが世界で話題となった。クロアチアは“お詫び”の印に本人を1週間旅行に招待したという。海外メディアが伝えている。
「クロアチア政府観光局が“あの”カメラマンを1週間のバカンス旅行に招待」と特集したのは、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」だった。
記事によると、クロアチア政府観光局がコルテス氏をバカンス旅行に招待し、同氏が所属するメキシコシティの通信社AFPに「クロアチアに来る際はカメラと貴方のユーモア持参でお願いします」とメッセージを届けたという。なんとも粋な計らいにコルテス氏も喜んだようだ。
記事によると、コルテス氏は観光局の関係者と電話で話したことを明かし、「クロアチアへ招待すると共に国の美しさや料理などを経験して欲しいと言われ、どの街を訪れたいかも聞かれた」と説明。「あの出来事で私の人生は変わった」「今度はクロアチアの選手を私の上ではなく、普通のシチュエーションで会うチャンスがあると思う」とユーモアを交えて語ったという。
実際に訪れるのは8月中旬か9月上旬になるという。W杯が生んだ不思議な縁は、大会を終えても生き続けていた。
(THE ANSWER編集部)