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カリー級と評される日本人・富永啓生、心掴んだ米ファンから称賛「感謝するのは私達」

米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は19日(日本時間20日)、メリーランド大との試合で20得点、4リバウンド、1スティールを記録。5戦連続の20得点超えとなり、OTに突入する熱戦を70-66で制したチームに貢献した。試合後、感謝を投稿した富永のSNSには「いいや、感謝するのは私たちのほうだ」「私たちにはもったいないぐらい」「私のヒーロー」などと称賛の声が相次いでいる。

米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】
米バスケ、ネブラスカ大に所属する富永啓生【写真:Getty Images】

5試合連続20得点、97-98シーズンのルー以来

 米大学バスケットボール、NCAA(全米大学体育協会)ディビジョン1・ネブラスカ大の富永啓生は19日(日本時間20日)、メリーランド大との試合で20得点、4リバウンド、1スティールを記録。5戦連続の20得点超えとなり、OTに突入する熱戦を70-66で制したチームに貢献した。試合後、感謝を投稿した富永のSNSには「いいや、感謝するのは私たちのほうだ」「私たちにはもったいないぐらい」「私のヒーロー」などと称賛の声が相次いでいる。

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“日本のカリー”と現地で評される富永。米ファンの心もガッチリ掴んでいる。この日で5試合連続の20得点超え。カレッジスポーツ専門メディア「On3」のロビン・ワシャット記者によると、ネブラスカ大の選手が5試合連続で20得点を記録するのは、現在米プロバスケットボール(NBA)・クリッパーズでヘッドコーチを務めるタロン・ルーが1997~1998年シーズンに達成して以来だという。

 富永は試合後、ツイッターで「Thank you Huskers nation」と投稿。同大バスケチームの愛称である「ハスカーズ」のファンに感謝した。これに米ファンからは「いいや、感謝するのは私たちのほうだ」「私たちにはもったいないぐらいです」「私のヒーロー」「今までで最も見ていて楽しい選手だ」「市民賞を受けるに値する」「ネブラスカはケイセイのことを愛している」などと熱いコメントが殺到していた。

 富永は身長188センチ。桜丘高(愛知)卒業後にNJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジに進学し、2021-22シーズンからネブラスカ大へ編入。同年の東京五輪には3人制バスケットボール日本代表として出場した。

 今季は5日(同6日)のペンシルベニア州立大戦でキャリア最高となる30得点と爆発すると、その後も24、22、22と1試合20点超えを続けていた。“日本のカリー”と現地メディアに紹介され、NBAウォリアーズのステフィン・カリー本人もツイッターで「最高だぞ、ケイセイ!」と称えるなど話題に。連日の活躍で地元ファンにも称えられている。

(THE ANSWER編集部)


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