日本で開花した元ヤクルト助っ人 MLB復帰で感謝「学んだおかげ」「文化取り入れた」
昨季までヤクルトでプレーし、リーグ連覇に貢献したスコット・マクガフ投手は、米大リーグのダイヤモンドバックスに移籍した。日本で2019年から4シーズンプレー。通算236登板とブルペンを支えたが、日本での成長について「新球種を学んだおかげ」と米ラジオ番組で語っているという。
マクガフはダイヤモンドバックスに移籍
昨季までヤクルトでプレーし、リーグ連覇に貢献したスコット・マクガフ投手は、米大リーグのダイヤモンドバックスに移籍した。日本で2019年から4シーズンプレー。通算236登板とブルペンを支えたが、日本での成長について「新球種を学んだおかげ」と米ラジオ番組で語っているという。
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米アリゾナ州地元ラジオ局「KMVP-FM」は「ダイヤモンドバックスの右腕スコット・マクガフがMLBでの機会を得たのはスプリットの進化のおかげだと認める」との見出しで記事を掲載。米衛星ラジオ「シリウスXM」の番組「MLBラジオ」で、マクガフがこのように語ったと紹介した。
「文化を取り入れたような感じだ。投げて、ピッチングコーチたちに聞くことに努めた。自分にとってはそれが違いになった。ダイヤモンドバックスが戻ってくる機会を与えてくれたのは、新スプリットを学んだおかげだと思う」
マクガフは2015年にマーリンズでメジャーデビューしているが、6試合で防御率9.45と結果を残せなかった。その後はマイナーリーグから昇格を目指すも敵わず。19年にヤクルト入りしたが、ここで花開いた。21年から2年連続で年間30セーブを記録。球宴にも3度出場したが、日本でスプリットを学んだことが大きかったと感じているようだ。
記事では「GMのマイク・ヘイゼンは12月、レポータたちに対し、マクガフのヤクルトでのクローザーとして経験と進化したスプリットが最大のセールスポイントだと語った」と記しており、ヘイゼン氏のコメントとして「このケースでは、彼が3球種目、あるいは2球種目を進化させたと我々は感じた。こういったリスクを犯してチャンスに飛び込むことに、以前よりも安心感がある」と語ったことを伝えている。
(THE ANSWER編集部)