ドネアの次戦決定か サンティアゴとWBC王座かけ激突と米報道、6月TKO負けの井上戦以来
ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が、WBC世界バンタム級王座決定戦で同級4位のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)と対戦すると、米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じた。ドネアにとっては昨年6月、同級3団体王座統一戦で井上尚弥(大橋)に敗れて以来の再起戦が、王座をかけての一戦となる。
2回TKO負けした井上戦以来の試合、米メディア「日時と場所は未定」
ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が、WBC世界バンタム級王座決定戦で同級4位のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)と対戦すると、米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じた。ドネアにとっては昨年6月、同級3団体王座統一戦で井上尚弥(大橋)に敗れて以来の再起戦が、王座をかけての一戦となる。
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昨年12月に同級4団体統一の偉業を成し遂げた井上が、今年1月にスーパーバンタム級への転向を表明。4つのベルトを全て返上し、バンタム級は4団体の王座が全て空位となっていた。WBCのランキングでは、現在ドネアが1位、サンティアゴが4位となっている。
「ボクシングシーン.com」は「ノニト・ドネア―アレハンドロ・サンティアゴの空位のWBCタイトルマッチを承認 日時と場所は未定」との見出しで記事を掲載。「WBCが空位の世界バンタム級王座をかけた、ドネアとメキシコのアレハンドロ・サンティアゴの対戦を承認したことを確認した」と伝えている。
「まだやるべきことはあり、日時と開催場所と放送プラットフォームは決まっていない。ボクシングシーン.comは、PBCで夏のはじめ頃に行われる可能性があると聞いている」と、日時場所などはこれから詰めていく段階のようだ。
40歳のドネアは2019年11月にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)の同級決勝で井上に判定負け。その後WBC王者となったが、昨年6月に井上との再戦で2回TKO負け。ベルトを失っていた。戦績は42勝(28KO)7敗。27歳のサンティアゴの戦績は27勝(14KO)3敗5分。
(THE ANSWER編集部)