米高校バスケで衝撃ロースコア「4-2」決着 全米騒然、背景にあった地域ルールとは
米高校バスケットボールで7日(日本時間8日)、「4-2」という目を疑うような超ロースコア決着の試合が生まれた。この結果がSNSで伝えられると「どうやったらそんなことが可能なんだ?」「ありえない」などと全米が騒然。ルール変更を求める議論にまで繋がっているという。
米オクラホマ州のウェザーフォード高―アナダルコ高戦のプレーの様子は…
米高校バスケットボールで7日(日本時間8日)、「4-2」という目を疑うような超ロースコア決着の試合が生まれた。この結果がSNSで伝えられると「どうやったらそんなことが可能なんだ?」「ありえない」などと全米が騒然。ルール変更を求める議論にまで繋がっているという。
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問題の試合は米オクラホマ州で行われた4Aクラスのウェザーフォード高とアナダルコ高の一戦。1クォーター(Q)8分制で行われたが、第1Qは両軍無得点で終わった。第2Qにようやくウェザーフォード高が2点を先制したが、次の得点をウェザーフォード高が挙げたのは第3Qになってから。第4Q残り2分半になってようやくアナダルコ高が2点を返すも、これで全得点。結局4-2でウェザーフォード高が勝利した。
この結果を米メディア「ジョムボーイ・メディア」などが次々にSNSに投稿。ファンからは「どうやったらそんなことが可能なんだ?」「ありえない」「そんなバカな」と驚きの声が多数寄せられた。
超ロースコアゲームが生まれた要因には通称「ショットクロック」の不在があった。日本バスケットボール協会の競技規則には「24秒ルール」として記載されているもので、ボールを保持したチームは通常24秒以内にシュートを打たなくてはならない。米プロバスケットボール(NBA)や国際大会でも適用されているルールだが、この試合では導入されていなかった。