渡邊雄太、新生ネッツの問題点に直面 米嘆き「無駄な時間しか出られない」「複雑だ」
米プロバスケットボール(NBA)・ネッツの渡邊雄太は13日(日本時間14日)、敵地ニックス戦に途中出場し4得点。チームは106-124で2連敗を喫した。米記者はネッツの問題点として「ワタナベが無駄な時間にしか出られない」と指摘している。
ここ2試合は出場時間5分以下
米プロバスケットボール(NBA)・ネッツの渡邊雄太は13日(日本時間14日)、敵地ニックス戦に途中出場し4得点。チームは106-124で2連敗を喫した。米記者はネッツの問題点として「ワタナベが無駄な時間にしか出られない」と指摘している。
ネッツは9日(同10日)のトレード期限前に、NBAでも屈指の大物コンビだったカイリー・アービングをマーベリックスに、ケビン・デュラントをサンズにそれぞれトレード。新たにミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、スペンサー・ディンウィディー、ドリアン・フィニー=スミスが加入した。
ネッツは渡邊の他に、ジョー・ハリス、キャム・トーマス、ロイス・オニールら、すでにウィング陣が充実していたが、ディンウィディー以外の3人が選手層をさらに厚くする形となった。米スポーツメディア「SBネーション」のネッツ専門メディア「ネッツデイリー」のマット・ブルックス記者は自身のツイッターで「2選手をトレードして4選手を得る問題点は、良い選手が多すぎることだ」と指摘した。
ブルックス記者は「今夜、ローテーションがかなり不安定に見えた大きな理由だ」とこの試合を振り返り。別の投稿では続けて「(アービングとデュラントのトレード後)トレード期限でさらなる取引を成立させなかったマイナス面がこれだ。ユウタ・ワタナベは勝敗を左右しない無駄な時間になるまで出場できない。ニック・クラクストンは23分しかプレーしていない」と嘆いた。
渡邊は、大物2人がトレードされた直後9日(同10日)のブルズ戦こそ22分間プレーしたものの、新加入選手がデビューした11日(同12日)76ers戦では5分、この試合では4分しか出場していない。ブルックス記者は「セス・カリーが復帰するまで待とう。物事はより複雑になるだろう」とさらなるシューターのローテーション入りに頭を抱えていた。
(THE ANSWER編集部)