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井上尚弥、もう一人の標的王者陣営が4団体統一戦に前向き「実現は100%問題ない」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、スーパーバンタム級転向初戦としてWBC&WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)と戦うことが米メディアに報じられた。一方で注目されているのが、IBF&WBAスーパー世界同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)。陣営は井上との対戦について「100%問題ない」と実現の可能性に言及した。米専門メディアが報じている。

井上尚弥【写真:荒川祐史】
井上尚弥【写真:荒川祐史】

米メディアがプロモーターの談話を紹介

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が、スーパーバンタム級転向初戦としてWBC&WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)と戦うことが米メディアに報じられた。一方で注目されているのが、IBF&WBAスーパー世界同級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)。陣営は井上との対戦について「100%問題ない」と実現の可能性に言及した。米専門メディアが報じている。

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 世界バンタム級4団体統一を果たした井上の転級で注目が集まっているスーパーバンタム級戦線。米メディアは井上がWBC&WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(米国)と対戦すると報じている。フルトンは早くも各メディアで井上を意識した発言をしているが、IBF&WBAスーパー世界同級王者のアフマダリエフ陣営も井上との対戦には前向きなようだ。

 米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ハーン:アフマダリエフはイノウエとの4団体統一戦を戦うことに何も問題ないだろう」との見出しで、アフマダリエフが契約する英興行大手マッチルームのエディー・ハーン氏の話をもとに井上との対戦の可能性について報道。「ナオヤ・イノウエが122ポンドでのタイトル戦でスティーブン・フルトンに勝利した場合、ムロジョン・アフマダリエフのプロモーターは4団体統一戦の実現は問題ないと約束した」と記した。

 記事内ではハーン氏の最近の発言を紹介。「『(井上―アフマダリエフ戦は)我々にとっては100%問題ない』とハーン氏は最近、マディソン・スクエア・ガーデンでレポーターたちに対して語った。『フルトン―イノウエ戦が実現しなかった場合、MJ(アフマダリエフ)とイノウエの試合を今すぐ実現させるよ。でも、フルトン―イノウエ戦が行われるのであれば、イノウエとアフマダリエフの4団体統一戦を問題なく開催するよ』」と井上―フルトン戦が成立しない場合についても言及したという。

 その上でハーン氏は「アラムはイノウエをESPNから離したがらない。だから、彼らが十分な金額を払ってくれれば(ESPNで放送されることは)問題ない。アフマダリエフはスターだ。でもDAZNにとっては大スターではない。カネロ・アルバレスではないからね。だらか、(DAZNは)我々が幸せならそれでいい。最も重要なのはMJが幸せならそれでいいんだ。彼はイノウエとの対戦に問題ないはずだ。素晴らしい試合になるだろう」と話した。

 その上で井上のポテンシャルについて「イノウエは素晴らしい選手だと思う。階級を上げること以外で彼が負けることはない。ロマチェンコのようなものだ」と絶賛。「ロマチェンコのフェザー級、スーパーフェザー級がそうだと言われていた。カネロ・アルバレスもそうだ。負けるまで階級を上げ続ける。それがイノウエにとってはスーパーバンタム級かフェザー級かもしれない」と続けている。

(THE ANSWER編集部)


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