3階級制覇したナバレッテの試合展開に米衝撃 KO負け寸前から「なんというカムバックだ」
ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦が3日(日本時間4日)、米アリゾナ州グレンデールで行われ、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がリアム・ウィルソン(豪州)に9回TKO勝ち。4回にKO負け寸前のダウンを喫しながら大激戦を演じ、逆転で3階級制覇を飾った。米メディアやファンからも「なんというカムバックだ」「偉大な試合…ともにダウンしたが立ち上がった」と驚きの声が上がった。
WBO世界Sフェザー級王座決定戦でウィルソンに9回TKO勝ち
ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦が3日(日本時間4日)、米アリゾナ州グレンデールで行われ、エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がリアム・ウィルソン(豪州)に9回TKO勝ち。4回にKO負け寸前のダウンを喫しながら大激戦を演じ、逆転で3階級制覇を飾った。米メディアやファンからも「なんというカムバックだ」「偉大な試合…ともにダウンしたが立ち上がった」と驚きの声が上がった。
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本場のボクシングファンも驚くしかない。ナバレッテは4回にウィルソンの左フックをもろに浴び、足が止まったところに猛ラッシュを食らってダウン。仰向けに倒れ、ロープを掴んでなんとか立ち上がったが、ダメージは色濃かった。しかし、ここを耐ると徐々に回復。逆に9回に強烈な右カウンターでダウンを奪い、さらに連打を浴びせたところでレフェリーが試合を止めてTKO勝ちに。大逆転勝ちに会場も騒然となった。
ナバレッテは28歳にしてスーパーバンタム級、フェザー級に次ぐ3階級制覇を達成。米興行大手「トップランク」公式ツイッターとインスタグラムは「なんてフィニッシュだ」と速報し、ナバレッテが9回にダウンを奪い、ラッシュを浴びせた決着のシーンを動画で投稿した。ファンからも「ナバレッテはチャンピオンのハートを見せた」「なんというカムバックなんだ」「偉大な試合…ともにダウンしたが立ち上がった」「素晴らしいカード!」との声が上がった。
さらに、米専門誌「リング」は終盤の巻き返しについて「第7、8ラウンドと荒く混沌とした展開が続いたが、ナバレッテがボディーヘッドのコンビネーションで確実に相手を上回っていた。第9ラウンドの右ストレートでウィルソンはキャンバスに倒れると、果敢に戦い続けようとしたが、防御することができず審判のクリス・フローレスはウィルソン陣営の要請のあった1分57秒にそれを退けた」と報じた。
(THE ANSWER編集部)