プロテスト未合格の識西諭里、欧州開幕戦で予選通過13位と奮闘「プロとしての活動嬉しい」
女子ゴルフで今季の欧州女子ツアー出場権を獲得した識西諭里が、開幕戦のマジカル・ケニア女子オープンで予選通過を果たした。同戦は、ケニアのヴィピンゴ・リッジ(6620ヤード、パー73)で1日(日本時間2日)に開幕。識西は第1日を74、第2日を72で回り、通算イーブンパーで首位に9打差の13位につけた。予選ラウンド後、「THE ANSWER」の取材に「まず4日間の試合に出られること、プロゴルファーとして活動していることをうれしく思います」などとコメントを寄せた。
資金1000万円が必要と想定の中、貴重な賞金獲得を確定
女子ゴルフで今季の欧州女子ツアー出場権を獲得した識西諭里が、開幕戦のマジカル・ケニア女子オープンで予選通過を果たした。同戦は、ケニアのヴィピンゴ・リッジ(6620ヤード、パー73)で1日(日本時間2日)に開幕。識西は第1日を74、第2日を72で回り、通算イーブンパーで首位に9打差の13位につけた。予選ラウンド後、「THE ANSWER」の取材に「まず4日間の試合に出られること、プロゴルファーとして活動していることをうれしく思います」などとコメントを寄せた。
識西は昨年11月、7度目の受験となった日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)プロテストに最終で不合格。米女子ツアー最終予選落選を経て、欧州女子ツアー最終予選(QS)をボーダーライン上の17位タイでクリア。ようやく、ツアー出場権を手にした。だが、活動範囲は欧州に加え、アフリカ、米国、アジアに及ぶため、1000万円の資金が必要だと考えている。
周囲によると、新スポンサー候補との交渉も進んでいるというが、識西は初戦から賞金獲得を確定させ、「来季シード権のこともあるので、ポイントは少しでも多く欲しいです。残り2日も頑張ります」と意気込んだ。その上で、改めて「移動時間は長いですが、現地に入り、コースチェックをして、プロアマに参加して、試合をする。この当たり前のようなツアー生活をやっとできている。それを思うと本当にうれしいです」と話した。
識西は井上透コーチらとの米フロリダ合宿を終え、その足で1月30日にケニア入りした。今大会を終えると、モロッコに移動する。
(THE ANSWER編集部)