WBC2023侍ジャパン特集 日本代表メンバー・予想スタメン・試合日程&放送予定・出場チームを紹介
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023が3月に開幕する。ここでは、日本代表メンバー、予想スタメン、日程と放送予定のほか、出場チーム一覧、主要チームの紹介、歴代優勝チームを掲載する。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023が3月に開幕する。2006年の第1回から2連覇した日本代表には今大会、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手やパドレスのダルビッシュ有投手ら、有力選手が名を連ねており、09年以来の王座奪還を目指す。
第5回となる今大会は前回2017年から6年ぶり。前回16だった参加チームは20に拡大された。本戦では4プールに各5チームがそれぞれ振り分けられ、台湾、日本、米国で開催。決勝は3月21日、米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われる。
日本代表戦が地上波だけでなく、Amazonプライム・ビデオでも配信予定で注目を集めている今大会。ここでは、日本代表メンバー、予想スタメン、日程と放送予定のほか、出場チーム一覧、主要チームの紹介、歴代優勝チームを掲載する。
WBC日本代表メンバー
大会公式は日本時間2月10日、出場する各国・地域の出場登録選手を発表。エンゼルスの大谷翔平投手、ヤクルトの村上宗隆内野手、パドレスのダルビッシュ有投手、日本人の母親を持つカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手らが代表入りしている。
以下、WBC日本代表のコーチ陣&登録選手一覧。
番号 | 役職 | 名前 |
---|---|---|
89 | 監督 | 栗山英樹 |
90 | ヘッドコーチ | 白井一幸 |
77 | 打撃コーチ | 吉村禎章 |
87 | 外野守備・走塁コーチ | 清水雅治 |
81 | 投手コーチ | 吉井理人 |
75 | ブルペン担当コーチ | 厚澤和幸 |
79 | 内野守備・走塁兼作戦コーチ | 城石憲之 |
74 | バッテリーコーチ | 村田善則 |
番号 | 位置 | 名前 | 球団 |
---|---|---|---|
1 | 内野手 | 山田哲人 | ヤクルト |
2 | 内野手 | 源田壮亮 | 西武 |
3 | 内野手 | 牧秀悟 | DeNA |
5 | 内野手 | 牧原大成 | ソフトバンク |
8 | 外野手 | 近藤健介 | ソフトバンク |
7 | 内野手 | 中野拓夢 | 阪神 |
9 | 外野手 | 周東佑京 | ソフトバンク |
10 | 捕手 | 甲斐拓也 | ソフトバンク |
11 | 投手 | ダルビッシュ有 | パドレス |
12 | 投手 | 戸郷翔征 | 巨人 |
13 | 投手 | 松井裕樹 | 楽天 |
14 | 投手 | 佐々木朗希 | ロッテ |
15 | 投手 | 大勢 | 巨人 |
16 | 投手 | 大谷翔平 | エンゼルス |
17 | 投手 | 伊藤大海 | 日本ハム |
18 | 投手 | 山本由伸 | オリックス |
20 | 投手 | 栗林良吏 | 広島 |
21 | 投手 | 今永昇太 | DeNA |
22 | 投手 | 湯浅京己 | 阪神 |
23 | 外野手 | ラーズ・ヌートバー | カージナルス |
24 | 捕手 | 大城卓三 | 巨人 |
25 | 内野手 | 岡本和真 | 巨人 |
26 | 投手 | 宇田川優希 | オリックス |
27 | 捕手 | 中村悠平 | ヤクルト |
28 | 投手 | 高橋宏斗 | 中日 |
29 | 投手 | 宮城大弥 | オリックス |
33 | 内野手 | 山川穂高 | 西武 |
34 | 外野手 | 吉田正尚 | レッドソックス |
47 | 投手 | 高橋奎二 | ヤクルト |
55 | 内野手 | 村上宗隆 | ヤクルト |
WBC日本代表予想スタメン
心強い存在となるはずだった鈴木誠也は左脇腹の張りで出場辞退となったが、昨シーズンNPBで56本塁打を放った村上ら若くして世界に注目される選手も招集された今大会の侍ジャパン。「THE ANSWER」編集部でもスタメンを予想する。
1番には中堅でヌートバーを据え、左翼にレッドソックスに加入する吉田、右翼には近藤健介を布陣。二塁には牧を起用する選択肢もあるが、前回大会の経験もある山田を選んだ。捕手は甲斐、中村の2人を投手との相性も考慮して起用すると見られるがここでは甲斐をスタメン予想。二刀流起用が注目される大谷は「3番・DH」に置いた。
以下、編集部が予想した日本のラインナップ。
打順 | 位置 | 名前 |
---|---|---|
1番 | 中 | ラーズ・ヌートバー |
2番 | 右 | 近藤健介 |
3番 | DH | 大谷翔平 |
4番 | 三 | 村上宗隆 |
5番 | 左 | 吉田正尚 |
6番 | 二 | 山田哲人 |
7番 | 一 | 岡本和真 |
8番 | 捕 | 甲斐拓也 |
9番 | 遊 | 源田壮亮 |
WBC日本代表の日程と放送予定
日本代表はプールBで韓国、オーストラリア、中国、チェコと対戦する。初戦では9日に中国と激突。12日に1次ラウンド最終戦でオーストラリアと対戦する。試合は全て東京ドームで開催。地上波ではTBS系列とテレビ朝日系列で放送される。また、Amazonプライム・ビデオでも侍ジャパンの全試合が配信される。
日時 | 時間 | 対戦カード | 地上波 |
---|---|---|---|
3/9 | 19:00 | 中国―日本 | TBS系列 |
3/10 | 19:00 | 韓国―日本 | TBS系列 |
3/11 | 19:00 | チェコー日本 | テレビ朝日系列 |
3/12 | 19:00 | 日本―オーストラリア | テレビ朝日系列 |
WBC出場チーム一覧
今大会の出場チーム数は、前回大会の16から20に拡大。予選が免除された台湾、オランダ、キューバ、イタリア、日本、韓国、オーストラリア、中国、米国、メキシコ、コロンビア、カナダ、プエルトリコ、ベネズエラ、ドミニカ共和国、イスラエルの16チームに加え、予選を突破したパナマ、チェコ、英国、ニカラグアが参加する。1プールごと5チームにそれぞれ振り分けられ、台湾、日本、米国で1次ラウンドを戦う。
プール | チーム | 開催地 |
---|---|---|
A | 台湾 | 台中 |
オランダ | ||
キューバ | ||
イタリア | ||
パナマ | ||
B | 日本 | 東京 |
韓国 | ||
オーストラリア | ||
中国 | ||
チェコ | ||
C | 米国 | フェニックス |
メキシコ | ||
コロンビア | ||
カナダ | ||
英国 | ||
D | プエルトリコ | マイアミ |
ベネズエラ | ||
ドミニカ共和国 | ||
イスラエル | ||
ニカラグア |
WBC主要出場チームのメンバー
今大会は大谷やダルビッシュが参加する日本に加え、各チームに有力選手が参加予定。優勝候補にも名が挙げられている前回王者の米国、2013年大会王者のドミニカ共和国に加え、過去2大会で準優勝のプエルトリコ、09年大会準優勝の韓国、06年大会準優勝のキューバ代表を紹介する。
【アメリカ】
2連覇を目指す米国は豪華スターがずらり。エンゼルスで大谷と同僚のマイク・トラウト外野手をはじめ、ゴールドグラブ賞10年連続受賞のノーラン・アレナド内野手(カージナルス)、元巨人のマイルズ・マイコラス投手(カージナルス)が出場する。
【ドミニカ共和国】
2013年大会以来の王座奪還を目指すドミニカ共和国。22年のMLBア・リーグ新人王フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)、20年のナ・リーグ首位打者フアン・ソト外野手(パドレス)らが名を連ねている。
【韓国】
悲願の初優勝を目指す韓国。2021年のMLBゴールドグラブ賞内野手トミー・エドマン(カージナルス)に加え、キム・ハソン内野手(パドレス)のMLB勢が参加する。
【キューバ】
2006年の第1回大会で日本に次ぐ準優勝だったキューバ。今大会にはNPBで活躍する選手が複数出場する。中日のライデル・マルティネス、ジャリエル・ロドリゲス、フランク・アルバレスの投手3人、さらに、リバン・モイネロ投手(ソフトバンク)、アリエル・マルティネス内野手(日本ハム)がメンバー入りした。
【プエルトリコ】
過去2大会連続で準優勝のプエルトリコ。前回大会の最優秀遊撃手のフランシスコ・リンドーア内野手(メッツ)、マリナーズ時代の2018年にア・リーグ最多セーブ投手となったエドウィン・ディアス(メッツ)らが出場する。
WBC歴代優勝チーム
2006年の第1回大会決勝では、侍ジャパンがキューバを下して初代王者に輝いた。09年大会では韓国を抑えて日本が2連覇を達成。13年大会ではドミニカ共和国が初優勝し、前回17年大会で野球の母国・米国がWBC初制覇を果たした。
年 | 優勝 | 準優勝 |
---|---|---|
2006 | 日本 | キューバ |
2009 | 日本 | 韓国 |
2013 | ドミニカ共和国 | プエルトリコ |
2017 | 米国 | プエルトリコ |
(THE ANSWER編集部)