フルトンが左ボディーを披露

　ボクシングのWBC＆WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン（米国）が、気合の入った練習の様子を公開した。前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）のスーパーバンタム級転向初戦の相手として、米メディアで名前の挙がる王者。筋骨隆々の肉体を捉えた画像とともに「欲しいものは何でも手に入れにいく」とつづった。

　フルトンが調整を進めている。防具をつけた練習パートナーのボディーにタトゥーの入った左腕を突き刺すシーン。背筋が隆起している。幼い子の前でマットに仰向けになったシーンや、蓄えた髭の奥で笑みを浮かべたものも。ジムで汗を流したようだ。

　4枚の最新画像をツイッターに公開したフルトンは、文面に「欲しいものは何でも手に入れにいく」と気合の入ったコメントを記して投稿。キックボードのような絵文字を添え、闘志をむき出しにしているようだ。

　フルトンはプロ19戦目の2020年1月にWBO王座奪取。同11月にWBC王座を奪い、2団体統一を果たした。28歳で戦績は21勝（8KO）。身長169センチは井上を4センチ上回る。

　井上は1月13日に4つの世界バンタム級王座返上を表明。WBOでは世界スーパーバンタム級1位にランクされ、フルトンの指名挑戦者となる権利を得た。