デビュー戦23秒で衝撃KO ヘビー級に18歳新星が出現、海外注目「特別なものが始まる」
英国で行われたボクシングの試合で、デビュー戦に開始23秒でKO勝ちした選手が注目を浴びている。強烈な左が顔面を捉え、相手がフラフラとなった実際の映像がツイッター上で公開され、米メディアも「プロデビュー戦勝利に23秒しか必要としなかった」などと報じている。
18歳イタウマが圧巻のデビュー
英国で行われたボクシングの試合で、デビュー戦に開始23秒でKO勝ちした選手が注目を浴びている。強烈な左が顔面を捉え、相手がフラフラとなった実際の映像がツイッター上で公開され、米メディアも「プロデビュー戦勝利に23秒しか必要としなかった」などと報じている。
あっという間に試合が終わった。英ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われたヘビー級4回戦。これがプロデビュー戦だった18歳のモーゼズ・イタウマ(英国)は、26歳のマルセル・ボーディ(チェコ)に開始早々、強烈な左ストレートをお見舞い。後ろによろめいたボーディに、再び左ストレートを食らわせた。
まだ15秒ほどしか経過していなかったが、ボーディがダウン。場内は騒然とする中、レフェリーが試合終了を告げ、イタウマのKO勝ちが決まった。実際の映像を英スポーツ専門局「BTスポーツ」公式ツイッターが公開。「何か特別なものがスタート」などと文面に記した。
米専門メディア「ボクシングシーン.com」も「モーゼズ・イタウマはプロデビュー戦勝利に23秒しか必要としなかった」との見出しで記事を掲載。衝撃のデビュー戦について「マルセル・ボーディは不幸にもイタウマのファーストパンチでやられた」「マイク・タイソンが持つ史上最年少王者の記録を破ることを目標にしているイタウマと対戦することはタフなことではあったが、この試合は茶番だった」などと報じた。
新星イタウマはアマチュアで22戦全勝。3団体統一王者アルツール・ベテルビエフの世界戦の前座で、強烈なインパクトを与えた。
(THE ANSWER編集部)