レイカーズにトレード移籍

　米プロバスケットボール（NBA）・レイカーズに移籍した八村塁に、米国では早くも期待の声が上がっている。ウィザーズから新天地ロサンゼルスへ移った八村。米元選手は現地の放送局で「レイカーズにピッタリとハマるだろう」と太鼓判を押している。

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　米スポーツ専門局「ESPN」に出演したのは、現役時代ペイサーズなどで活躍し、現在は同局で解説を務めるジェイレン・ローズ氏だった。同局のNBA専門YouTubeチャンネルが動画を公開。ローズ氏は「このトレードは好きじゃない。大好きだ！」と興奮気味に八村の移籍を語った。

　ウィザーズが、八村と引き換えにケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権3つを得たトレード。ローズ氏は「彼（八村）は2月に25歳になるが、身長6フィート8インチ（約203センチ）、体重230ポンド（約104キロ）、ウィングスパンは7フィート2インチ（約218センチ）ある」と優れた体格に注目。さらに、このように指摘した。

「そして、みんなが気に入るのがこの部分だ。彼はキャッチ・アンド・シュートが素晴らしい。レブロン・ジェームズとプレーすると、オープンでシュートを放つ機会を得られる。最近、30分の出場で30得点決めた男（八村）はレイカーズにピッタリとハマるだろう」

　ボールを受け、ドリブルを挟まずにすぐさまシュートを放つ「キャッチ・アンド・シュート」を八村が得意としていることを説明。相手ディフェンダーの注意を集める名手レブロンの存在で、持ち味を発揮するチャンスが増えると予想していた。八村は24日（日本時間25日）のクリッパーズ戦をベンチで観戦。レブロンが46得点と気を吐いたが、チームは115-133で敗れ、3連勝を逃した。