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“レイカーズ八村塁”誕生の背景 GMが明かした獲得意図「ウイングにサイズと厚みを」

米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズの八村塁が、レイカーズにトレード移籍することが、23日(日本時間24日)に正式決定した。両球団が発表。ウィザーズはケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権を3つ獲得する。レイカーズはロブ・ペリンカGMの声明を公表。「ウイングのポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった」と獲得の意図を明かした。

レイカーズに移籍が決まった八村塁【写真:Getty Images】
レイカーズに移籍が決まった八村塁【写真:Getty Images】

八村がウィザーズから移籍

 米プロバスケットボール(NBA)・ウィザーズの八村塁が、レイカーズにトレード移籍することが、23日(日本時間24日)に正式決定した。両球団が発表。ウィザーズはケンドリック・ナンとドラフト2巡目指名権を3つ獲得する。レイカーズはロブ・ペリンカGMの声明を公表。「ウイングのポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった」と獲得の意図を明かした。

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 レイカーズはセルティックスと並んでNBA最多17度のファイナル優勝を誇る名門だが、現在は22勝25敗と負け越し、西カンファレンス12位に沈んでいる。八村獲得にあたり、球団はペリンカGMのコメントを発表した。

「私たちはルイとその家族をレイカーズに迎え入れることができて興奮している。ウイングのポジションにサイズと厚みを加えることが目標だった。ルイのようなツーウェイのスキルと上振れの期待を持った選手を獲得することでその目標を達成できる機会はそうそう訪れないものだ」

 レイカーズには大スターのレブロン・ジェームズや、昨シーズンはウィザーズで八村と同僚だったラッセル・ウェストブルックが所属。12月に主力のアンソニー・デイビスが怪我で離脱し、現在は地区下位に沈む苦戦が続いている。八村を獲得することでウイングの層を厚くし、巻き返しを図る。

 八村は2019年、日本人初となるドラフト1巡目、全体9位でウィザーズから指名されて入団。1年目から1試合平均13.5得点、ルーキートップの6.1リバウンドなどを記録し、NBAオールルーキーチームのセカンドチームに選出された。21年の東京五輪にも日本代表で出場している。NBA4年目の今季は、開幕前にウィザーズとの契約延長には至らず、来夏に制限付きフリーエージェントとなる見込みであることが米メディアに報じられていた。

(THE ANSWER編集部)


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