「日本ほどきちんとしたチームはない」 敗戦後の“美ロッカー”が英紙選出の名場面に
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を下ろした。英メディアは試合以外も含めて今大会の印象深いシーンを振り返る特集を組んでいるが、日本関連では2つがノミネートされている。
英紙選出のW杯の印象深いシーン、日本の敗戦後の美しきロッカーがノミネート
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を下ろした。英メディアは試合以外も含めて今大会の印象深いシーンを振り返る特集を組んでいるが、日本関連では2つのシーンがノミネートされている。
「ワールドカップ・レビュー 2018年ロシア大会で学んだ17のこと」
こうタイトルをつけて特集しているのは英紙「ガーディアン」だった。“17の出来事”を振り返っているが、日本関連で紹介されたのは、決勝トーナメント1回戦でベルギーに壮絶な逆転負けを喫した直後、美しく清掃されたロッカールームが話題となったことだった。同紙はこう紹介している。
「日本ほどきちんとしたチームは他にない。94分間を戦い抜いての3-2の敗戦で、日本代表は涙を流すことになった。その後ロッカールームに戻り、シャワーを浴び着替えを済ませると、後片付けを行い、ゴミを捨てると、ロシア語で『ありがとう』と書かれた手紙をスタッフ宛に残していった。またファンもスタンドで同様の振る舞いをおこなった」
美しすぎるロッカールームの写真をFIFAの関係者がツイッターで公開。すると瞬く間に世界中に拡散され大きな話題を呼んだ。また日本サポーターが試合後にスタンドを清掃するシーンもすっかりおなじみに。日本人のマナーの良さが世界中から称賛を集めた。
他にも、日本代表の1次リーグ3試合の予想を完全的中させた“予想ダコ”ラビオが、大会中に出荷されるなど、世界的に試合を予想した動物たちが続々“悲劇”に見舞われていることも取り上げている。
(THE ANSWER編集部)