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ジョコビッチ激怒「彼らは泥酔してる」 野次を飛ばし続けたファン退席を元選手は支持

テニスの4大大会・全豪オープンは19日に行われた男子シングルス2回戦で世界ランク5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同191位エンゾ・クアコー(フランス)に6-1、6-7、6-2、6-0で勝利。試合中、野次を飛ばすファンに激怒し、審判に対処を要求する一幕があった。ファンに退席処分が下されると、英国の元選手は「彼らは試合を見に来ているわけではなかった」と判断を支持している。

男子シングルス2回戦に出場したノバク・ジョコビッチ【写真:ロイター】
男子シングルス2回戦に出場したノバク・ジョコビッチ【写真:ロイター】

全豪OP2回戦

 テニスの4大大会・全豪オープンは19日に行われた男子シングルス2回戦で世界ランク5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同191位エンゾ・クアコー(フランス)に6-1、6-7、6-2、6-0で勝利。試合中、野次を飛ばすファンに激怒し、審判に対処を要求する一幕があった。ファンに退席処分が下されると、英国の元選手は「彼らは試合を見に来ているわけではなかった」と判断を支持している。

 2-0とリードした第4セットの第3ゲーム。ジョコビッチは審判に歩み寄ると、野次を飛ばすファンの行動について抗議。「試合中ずっとだ」と語気を強め、「彼らは泥酔している。テニスを見に来ているわけではない」「彼の野次を10回は聞いているでしょ? 僕は50回は聞こえている。彼らを退席させろ」と要求した。

 実際の映像を欧州放送局「ユーロスポーツ」公式ツイッターが公開。ジョコビッチを激怒させたファンは、赤と白のボーダーシャツを着た4人組で、米大手放送局「CNN」によると、第3ゲーム終了後に退席させられていたという。「ユーロスポーツ」公式ツイッターが投稿した別の動画では、現役時代に世界ランク最高4位となった英国のティム・ヘンマン氏が退席処分を支持した。

 サーブ中には音を立てないのが観戦マナー。ヘイマン氏は「選手としては会場の良い雰囲気は欲しいもの。それが自身を支持するものじゃなかったとしてもね」と説明。「しかし、彼らは試合を見に来ているわけではなかった。ジョコビッチを怒らせようとしていただけだ。退席処分は妥当だっただろうね」とマナー違反は受け入れられないとの姿勢を示していた。

 ジョコビッチは21日の3回戦で、同28位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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