ペリシッチ「同じ状況を夢見ていた」 9歳で観たフランス戦から誓った雪辱とは?
「今僕らはここにいて、その夢をつかもうと、あるいは掴む寸前にいる」
また、英紙「フォー・フォー・トゥー」によれば、ペリシッチは「この2つのチームはいろんな比較点がある。彼らは1998年のフランスで奇跡を起こした。僕は9歳で試合を観て、同じようなシチュエーションを夢見ていた。今僕らはここにいて、その夢をつかもうと、あるいは掴む寸前にいる。準備はできているよ」と夢を正夢にするつもりだという。
あの時、フランスに敗れてから20年間、クロアチアは一度も1次リーグを突破することができなかった。「この20年、僕らはフランス大会と似たような結果を出すことができずにいた。2008年のオーストリアでのユーロでも近づいたかもしれないけど、運がなかった」と話し、W杯決勝というこれ以上ない舞台こそが最高の雪辱の機会と考えていることを明かした。
「この大会ではそれをひっくり返せればいいなと思っている。これまでやってきたことを続けるだけだ」
今大会は全試合にスタメン出場し、2得点。特に準決勝のイングランド戦では同点弾をマークし、延長後半の決勝ゴールをアシスト。全得点に絡み、決勝に導いたペリシッチ。決勝は15日に行われる。20年前、幼き日の瞳に焼き付いたフランスへのリベンジを果たし、初優勝を成し遂げることはできるだろうか。
(THE ANSWER編集部)