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三笘薫、移籍後の「懸念」をアーセナルOB指摘 ブライトンにはない「大非難」の可能性

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表として活躍したMF三笘薫。所属先の英1部プレミアリーグ・ブライトンでの活躍も目立ち、名門アーセナルファンから獲得希望の声が上がっていることを英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。一方、同紙はアーセナルOBのリアルな評価も紹介している。

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

元イングランド代表FWマーソン氏が言及

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表として活躍したMF三笘薫。所属先の英1部プレミアリーグ・ブライトンでの活躍も目立ち、名門アーセナルファンから獲得希望の声が上がっていることを英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。一方、同紙はアーセナルOBのリアルな評価も紹介している。

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 現地12月31日、アーセナルと対戦したブライトンは2-4で敗れたものの、三笘は3点リードされた後半20分に得点。2-4で迎えた後半43分にも相手3人が密集したエリアを一瞬のスピードで突破し、右足でゴールネットを揺らした。しかし、VAR判定で戻りオフサイドに。幻のゴラッソとなったが、アーセナル相手に大きなインパクトを残した。

 今月3日の敵地エバートン戦でも先制ゴールをマークし、注目度が高まっている。「デイリー・エクスプレス」は、アーセナルがウクライナ1部シャフタル・ドネツクでプレーする同国代表の21歳FWムドリクに興味を示しているものの、高額な移籍金から交渉が難航していることから、英国のアーセナルファンから三笘の獲得を希望する声も上がっていることを伝えた。

 一方で、記事ではアーセナルOBで元イングランド代表FWのポール・マーソン氏の冷静なコメントも掲載した。「ミトマについては懸念が残る。現在ブライトンで良いプレーをしている。でも、アーセナルに2-4で敗れた時、誰も(批判など)何も言わなかった」「しかしアーセナルでは違う。ホームでニューカッスルと引き分けると、大非難を受けるんだ」と、マーソン氏はチーム状況が違うことを指摘している。

 ただ、移籍となれば三笘にとって「大きなステップアップだ」と表現したマーソン氏は「ミトマにはシーズン終了まで待ってから連れてきたいね。彼のことは好きだよ。でも、あと4か月くらいは(ブライトンで)見たい」と、実力自体は評価している様子。「彼が現在やっていることを今後も続ければ、夏の移籍市場では多くのクラブが獲得を狙うだろう」と展望していた。

(THE ANSWER編集部)


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