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体重超過の選手撃破が自信に 世界王者・谷口将隆がV2戦へ冷静「心は安定してます」

ボクシングのミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦が6日、エディオンアリーナ大阪で行われる。5日は大阪市内のホテルで前日計量が実施され、メインイベントで2度目の防衛戦となるWBO王者・谷口将隆(ワタナベ)は47.6キロ、挑戦者の同級2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)は46.7キロで一発クリア。興行はABEMAが6日午後1時から無料生配信する。戦績は28歳の谷口が16勝(11KO)3敗、28歳のジェルサレムは19勝(11KO)2敗。

前日計量を一発クリアした谷口将隆【写真:浜田洋平】
前日計量を一発クリアした谷口将隆【写真:浜田洋平】

ミニマム級ダブル世界戦

 ボクシングのミニマム級(47.6キロ以下)ダブル世界戦が6日、エディオンアリーナ大阪で行われる。5日は大阪市内のホテルで前日計量が実施され、メインイベントで2度目の防衛戦となるWBO王者・谷口将隆(ワタナベ)は47.6キロ、挑戦者の同級2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)は46.7キロで一発クリア。興行はABEMAが6日午後1時から無料生配信する。戦績は28歳の谷口が16勝(11KO)3敗、28歳のジェルサレムは19勝(11KO)2敗。

 谷口は王者らしく落ち着いていた。会見でも終始冷静な口ぶり。今回は「似合っていると言われたので、髪を切りたくなくて」と初めてコーンローで出陣する。3日の練習後、30分の半身浴で1キロ減。すでにリミットを切るほど順調だった。水を飲みながら調整し、4日に大阪入り。この日は炭水化物をメインにリカバリーすることを明かした。

 地元での世界戦には300人ほどの応援団が駆け付ける予定。「あまり気持ちは変わらない」と冷静さを保ち、「テンションの上がり、下がりがあると調子に直結する。フラットの方がいい心持ちですね」と明かした。21年12月に2度目の世界挑戦で王座奪取。昨年4月の初防衛戦は、体重超過を犯した相手に11回TKO勝ちした。試合の開催可否に揺れたが、思いもよらない出来事を乗り越えたことが自信に繋がっている。

「1回目の防衛戦はいろいろとアクシデントがあって、そういうのを乗り越えた上で心は安定してますね。(メンタルは)挑戦する気持ちでいるよりも、守る方が性に合っている。変な心持ちではないので、凄く楽しみです」

 今回の興行は、元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がファウンダーとしてプロモートする「3150FIGHT Vol4」。セミファイナルでは、同門のIBF5位・重岡銀次朗が王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に世界初挑戦する。

 谷口は初の3150FIGHT出場に「今までとは違いますね。広報に力を入れている感じがあって。注目は銀ちゃん(重岡銀次朗)のおかげでしているかなと思います」と笑い、「これが本物だぞ。これが世界だぞ、と。レベルの高さ見てほしいです」と宣言。勝てば他団体王者との統一戦、2階級制覇の選択肢が広がる。「明るい選択ができるようにしっかりと内容も、結果も伴って勝ちたいです。面白い試合をしたいです」と防衛を見据えた。

(THE ANSWER編集部)


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