アル・ナスルでの初練習で

　海外サッカーのサウジアラビア1部アル・ナスルは3日、カタール・ワールドカップ（W杯）にも出場したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの入団セレモニーを行った。直後の初練習ではスタジアムに詰めかけたファンも大いに盛り上がり。米メディアは動画を公開し、海外ファンからは「生き仏だ」「これただの練習だったの？」といった反響が寄せられている。

　スタジアムが沸いた。アル・ナスルでの初練習に参加したC.ロナウド。ウォーミングアップで行う“鳥かご”に加わると、ボールタッチするたびにスタンドのファンから歓声が上がった。試合直前というわけでもない普通の練習。それでも場内は試合時と変わらないほど熱気を帯びていた。

　米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムは「クリスティアーノ・ロナウドがアルナスルでの初練習でボールに触るたびに、ファンが歓声を上げる」とつづって動画を公開。これには海外ファンから「少なくとも観客は彼の真価を認めている」「長い時を経て、ロナウドが再び感謝されてる」「純粋なエンターテインメントだね」「ロナウドは生き仏だ」「これただの練習だったの？」「キングだ」「なんてこった」といったコメントが寄せられている。

　11月のカタール・ワールドカップ（W杯）前にイングランド1部プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと契約解除となったC.ロナウド。複数の海外メディアは今回のアル・ナスル移籍で得る年俸が総額2億ユーロ（約280億円）になると報じている。