「信じられない」サヨナラ劇、10秒間にいくつのミスが…!? 衝撃珍プレーにファン呆然
米大リーグで、とんでもない結末を呼んだプレーが話題を呼んでいる。10日(日本時間11日)のアストロズとアスレチックスの一戦。延長11回に迎えた衝撃的なサヨナラのシーンをMLBが公開。「私は今見たものを信じられない」などとファンを呆然とさせている。
アストロズのとんでもない結末でのサヨナラ勝ちが話題に
米大リーグで、とんでもない結末を呼んだプレーが話題を呼んでいる。10日(日本時間11日)のアストロズとアスレチックスの一戦。延長11回に迎えた衝撃的なサヨナラのシーンをMLBが公開。「私は今見たものを信じられない」などとファンを呆然とさせている。
延長11回裏のアストロズの攻撃、5-5と同点として、なお1死一、二塁の場面だった。打席にはブレグマン。4球目の外角低めをスイングした打球は、力なく捕手の前に転がった。
これが喜劇?悲劇?の始まりだった。ホームベース付近で跳ねた打球は、スピンがかかり、フェアグラウンドへ戻った。右手で打球を掴んだのは捕手のルクロイ。慌てたのだろうか。打者のブレグマンにタッチしようとしたが、巧みにかわされてしまった。すると次の瞬間だ。なんとボールを落としてしまったのだ。
タッチを避けたブレグマンは、すかさず一塁へ走り出した。ボールを拾いなおしたルクロイは一塁へ送球したのだが……。今度はその送球がブレグマンのヘルメットをかすめてしまったのだ。余裕でアウトのタイミングだったはずが、ボールが逸れ、一塁手が捕球できず。この間に二塁走者のタッカーがサヨナラのホームを踏んだのだった。
ボテボテの捕ゴロが一転、“サヨナラ打”に(記録は捕手の失策)となり、歓喜するアストロズナイン。一方のアスレチックスは、まさかの幕切れに呆然とするしかなかった。