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西武、ベルーナドームの人工芝7年ぶり一新 選手、観客、環境に優しい高性能なミズノ製

プロ野球・西武は、2016年シーズンから使用していたベルーナドームの人工芝を7年ぶりに張り替え、2023年シーズンから新たな人工芝を導入することを発表した。すでに着工しており、完工は2023年2月下旬の予定。

ベルーナドームの人工芝が7年ぶりに張り替えられる【写真:球団提供】
ベルーナドームの人工芝が7年ぶりに張り替えられる【写真:球団提供】

栗山巧「よい環境でプレーできることがうれしい」

 プロ野球・西武は、2016年シーズンから使用していたベルーナドームの人工芝を7年ぶりに張り替え、2023年シーズンから新たな人工芝を導入することを発表した。すでに着工しており、完工は2023年2月下旬の予定。

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 新しく導入する人工芝は、ミズノ株式会社の「MS CRAFT BASEBALL TURF-V(エムエスクラフト ベースボールターフ ブイ)」で、昨季まで使用していたモデルから衝撃吸収性などが向上し、プレー時のけがのリスクや負荷が小さくなることが期待される。また、光の反射を抑制し、プレー時の照明の照り返しが軽減されるほか、観客にとってはボールの視認性が向上するなど、より快適に観戦を楽しめる。

 西武では2020年シーズン初めにドームの照明をすべてLED化したほか、ゴミの分別を強化するなどして環境支援に積極的に取り組んでいるが、今回の人工芝の最大の特徴として、環境に配慮した作りであることが挙げられる。近年、人工芝のパイルが細かくちぎれることによって発生するマイクロプラスチックが海洋汚染につながっている問題が指摘されているが、今回導入する芝は耐久性を大きく向上させたことにより、ちぎれを抑制しつつも品質を維持できるようになり、長期間にわたり使用可能になった。

 監督や選手たちは、春季キャンプを終えた来年3月上旬より新しい人工芝が敷設されたベルーナドームでプレーする予定で、試合で使用されるのは、3月8日の中日ドラゴンズとのオープン戦がこけら落としとなる。松井稼頭央監督率いる新体制のもと、新しいユニホームを着用し、足元も一新して、15年ぶりの日本一を目指す。

人工芝がはがされたベルーナドーム(12月22日撮影)【写真:球団提供】
人工芝がはがされたベルーナドーム(12月22日撮影)【写真:球団提供】

■栗山巧外野手コメント
「2016年に今の人工芝が張られて初めて練習をしたときは、守備のチャージがかけやすく、球際にハードにいける感覚でした。今回も同じミズノ社の人工芝で性能がアップしたと聞き、来シーズンもよい環境でプレーできることがうれしいです。松井新監督のもと、新しいユニホームを着て、新しい環境でファンの皆さまの前でプレーできるのを楽しみにしています!」

(THE ANSWER編集部)


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