フィギュア友野一希、脱・代打の成就に恩師ミーシャも称賛「私達は一歩ずつ成長した」
フィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪・東和薬品ラクタブドームで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の友野一希(上野芝ク)が165.41点を記録。合計250.84点をマークし、3位で表彰台に立った。来年3月の世界選手権代表にも選ばれ、恩師のミーシャ・ジー(ウズベキスタン)も労いの言葉を記している。
友野は遂に自力での世界選手権代表に
フィギュアスケートの全日本選手権は25日、大阪・東和薬品ラクタブドームで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の友野一希(上野芝ク)が165.41点を記録。合計250.84点をマークし、3位で表彰台に立った。来年3月の世界選手権代表にも選ばれ、恩師のミーシャ・ジー(ウズベキスタン)も労いの言葉を記している。
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24歳で、全日本では自身初の表彰台となった。タキシード衣装でフリーのリンクに立った友野。ジャンプの乱れはあったものの、軽快なステップで会場を沸かせた。キス・アンド・クライのボードに貼られるメッセージに記したのは「脱!代打!」。補欠から繰り上げで出場した世界選手権で好成績を残し、「代打の神様」とも呼ばれたが、遂に自力で世界選手権代表となった。
堂々の演技に、振付などサポートする恩師のミーシャ・ジーはインスタグラムでメダルを手にした友野との記念写真を投稿。また別の投稿では、友野へ労いと称賛の言葉を記した。
「旅には波がある。浮き沈みがある。大切なことは、その旅が私たちを前進させ、成長させてくれるということだ。5シーズンを共にしている。私たちはビジョンやアイデア、知識、文化を共有して一歩ずつ成長した。初日からどれほど成長してきたかを見るのはコーチとして本当に嬉しいことだった。今回、プロとして色々な状況や困難に対処しながら成長する姿を見られた。長い間取り組んできたことを達成できたこと、本当におめでとう。誇りに思う。次は埼玉と世界選手権だ」
世界選手権の男子シングル代表には、友野とともに宇野昌磨、山本草太が選出されている。
(THE ANSWER編集部)