「サッカー界で最も嫌われたクソ野郎だ」 波紋呼ぶアルゼンチンGKに元フランス代表激怒
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表のGKエミリアーノ・マルティネスが波紋を呼んでいる。母国のブエノスアイレスで行った凱旋パレードの最中、決勝で破ったフランスのFWキリアン・エムバペを侮辱した行動を取るなど複数の振る舞いが問題視され、元フランス代表DFアディル・ラミは「彼はサッカー界で最も嫌われた」と批判した。海外メディアが報じている。
マルティネスは凱旋パレードでエムバペをバカにする行動
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表のGKエミリアーノ・マルティネスが波紋を呼んでいる。母国のブエノスアイレスで行った凱旋パレードの最中、決勝で破ったフランスのFWキリアン・エムバペを侮辱した行動を取るなど複数の振る舞いが問題視され、元フランス代表DFアディル・ラミは「彼はサッカー界で最も嫌われた」と批判した。海外メディアが報じている。
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マルティネスはパレードでエムバペの顔がついた人形を抱き、赤ちゃんに見立て、馬鹿にした行動を取ったことが複数の海外メディアで報じられた。試合後のロッカールームでも、エムバペに対して黙祷を要求する振る舞いがソーシャルメディアで拡散され、海外で話題に。36年ぶりの優勝を飾ったアルゼンチンの歓喜の裏で、批判を浴びることになった。
相次ぐリスペクトを欠いた言動をラミは問題視したようだ。スペイン紙「マルカ」は「ラミがマルティネスに反撃」などと見出しを打って記事を掲載。フランス代表として通算36試合に出場経験があるラミが自身のインスタグラムのストーリー機能で、マルティネスの写真とともに「(マルティネスは)サッカー界最大のクソ野郎で、最も嫌われた人物だ」と批判したことを紹介した。
記事によると、ラミはその直後、別の投稿で「エムバペは彼ら(アルゼンチン代表)に大きなトラウマを与えた。W杯を手にしたことより、我々に勝ったことを喜んでいた」とチクリ。また、マルティネスは大会最優秀GKに選出されていたが、ラミは「大会最優秀GKは彼のものだ」と記してモロッコ代表GKヤシン・ブヌの写真を投稿していたという。
(THE ANSWER編集部)