フィギュア全日本選手権男子SP

　フィギュアスケートの全日本選手権（大阪・東和薬品ラクタブドーム）は23日、男子ショートプログラム（SP）が行われ、宇野昌磨が非公認ながら今季世界最高となる100.45点で首位発進した。一方で、66.44点で16位となった大島光翔について「スタイルポイントは100点」と衣装が海外メディアから注目された。

　あっと驚くビジュアルで海外メディアの度肝を抜いた。

　SPに登場した大島は髪を編み込んだヘアスタイルで、上はロックテイストな黒の革ジャン風、そして下は白と黒の大胆なゼブラ柄のパンツを合わせ、演技を行った。66.44点で16位にとどまったものの、鮮烈なインパクトを残した。

「大島光翔、66.44点。でもスタイルポイントは100点。どう思う？」

　こんなメッセージとともに反応したのが、海外フィギュアスケート専門メディア「ゴールデンスケート」公式ツイッター。実際の写真を掲載すると、海外ファンからも「象徴的ね」「彼の情熱が大好き」と好評の声が上がった。

　また、腕のレースの部分が「俺」と刺繍しているように見え、日本人からは「これ…すっっごい好きなんですが…」との反応も寄せられた。

　男子フリーは25日に行われ、SP上位24人で争われる。