ロッテ中村奨吾「今でも胸に残っています」 実現させた小児がん支援の裏に3年前の記憶
プロ野球・ロッテの中村奨吾内野手が21日、楽天の今江敏晃コーチと千葉県こども病院を訪問した。
楽天・今江コーチとともに千葉のこども病院を訪問
プロ野球・ロッテの中村奨吾内野手が21日、楽天の今江敏晃コーチと千葉県こども病院を訪問した。
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今江コーチはロッテ時代の2009年より小児がんの支援活動を行っており、今年で活動14年目となる。中村は今回が初の訪問となった。
今季チームの主将を務めた中村は、球団を通じて以下の通りコメント。活動を始めたきっかけに、3年前に交流したファンとの交流があったことを明かしている。
「2019年に闘病生活を送っている自分のファンの子と球場でお会いする機会がありました。マリーンズの試合を見て自分のプレーを見ることで頑張れると言ってくれました。それまでは自分のプレーが誰かの力になれるという実感があまりなかったのですが、そうやって実際に会って言ってもらえたことが、ずっと今でも胸の中に残っています」
その経験から「自分も野球だけではなく、なにか活動が出来ないか」と考えた結果、球団OBであり、現役時代から社会貢献活動に積極的な今江コーチに「一緒に行かせて欲しい」と相談したという。
その後にコロナ禍となったため、なかなか病院訪問の機会を作ることが難しかったが、今回ついに実現した。「残念ながら子供たちにはまだ直接触れ合うことはできなかったのですが、先生たちから『みんな、楽しみにしていた』と伝え聞いてとてもうれしかったです。これからも、このような活動を続けて闘病生活を送っている子供たち、支えている親御さんや病院の方々に少しでも喜んでもらい、笑顔を届けることが出来ればと思っています」と活動継続を誓っている。
(THE ANSWER編集部)