JLPGA年間表彰式

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は21日、都内のホテルで2022年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。山下美夢有（加賀電子）がポイントによる「年間最優秀選手賞」など史上最多タイの5冠に輝いた。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。普段のゴルフウェアとは一変し、会場は豪華絢爛な式典となった。

　恒例の年間表彰式。今季を戦い抜いた女子ゴルファーたちが煌びやかな装いで出席した。原英莉花は、大胆な黒のドレスで登場。肩、背中を露わにし、裾にはスリットが入っていた。豪華絢爛な衣装のテーマを問われ「チラチラゴールドがポイントです」とアピール。大勢のカメラマンの前でモデルのように写真に収まり、「こういうポーズを取るのはあまりないので恥ずかしいですね」と赤面した。

　百花繚乱の女子ゴルファーたちだが、思わぬ“ドレス被り”となってしまったのは堀琴音。オレンジの装いが新海美優と丸被りしてしまった。並んで記念撮影をした2人だが、なんとスマートフォンのカバーまでソックリだったようで「色違いじゃない？」と盛り上がっていた。

　9月に初優勝したセキ・ユウティンは会場入りの時点でひと際目立っていた。中国の民族衣装「漢服」で降臨。無数のフラッシュを浴びた。「皆さんに中国の文化を見てもらいたい」とアピール。髪飾りをあしらい、フォトセッションでは袖の模様も披露した。

　今年、11年189日ぶりの復活優勝を遂げた金田久美子は、金髪に古風な白の着物姿で出席。「ベストコメント賞」「敢闘賞」の2冠となった壇上では「この見た目なのでいろいろ大変なんです」と会場の笑いを誘うコメントを残した。

　同じく「敢闘賞」を受賞した岩井千怜はチェックのジャケットに黒のワンピースというシックな装い。「JLPGA 明治安田生命 新人賞」の川崎春花は、薔薇の柄があしらわれた“京風”な着物姿だった。「皆さん凄く華々しくて、いつも以上にお美しい方ばかり」と初々しくコメント。脇元華も花柄の艶やかな着物で晴れやかな表情を見せた。

　今季も数々の名勝負、ドラマを生んだ女子ゴルフ。来季は3月2日からのダイキン・オーキッド・レディース（沖縄）で開幕する。