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2023年日本人一発目の世界戦 “生涯無敗”ボクサー重岡銀次朗が闘志「注目を感じる」

会見に出席した亀田興毅氏(左)と重岡【写真:浜田洋平】
会見に出席した亀田興毅氏(左)と重岡【写真:浜田洋平】

興行主の亀田興毅氏「パワーもある」

 相手のパラダレスは26勝(15KO)3敗1分けの28歳。重岡は「頭を近づけてくるのが危ない。荒めのメキシカンボクサーでスタミナがある印象」と分析する。長期戦を見据え、ここまで12回のスパーを3度敢行。減量もこの日の朝で5キロを切り、うまく調整を進めている。

「残り3週間。まだ力んでいて被弾もあるので、ディフェンスの打ち終わりの意識を徹底したい。頭を振り続けるのを自分のものにしていきたいです」

 今回は元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が主催する「3150FIGHT Vol4」のセミファイナルに登場。練習を見守った同氏は「パワーもある。世界初挑戦なのでそこを越えていけるか」と世界戦の重圧を打破することを期待した。重岡は「いつも以上に注目を感じる。これが世界戦なんだなと。でも、やることは変わらない」と気を引き締めた。

 メインイベントでは、WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)が2度目の防衛戦として同級2位メルビン・ジェルサレム(フィリピン)と対戦。ABEMAがダブル世界戦を無料生配信する。

(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)

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