「モンスターがバトラーを貪り食った」 井上尚弥、創刊113年の老舗英専門誌の表紙登場
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級(53.52キロ以下)3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)との4団体王座統一戦に臨み、11回KO勝ちした。4団体王座統一の快挙に英専門誌も脚光。最新刊の表紙に起用した。
英専門誌が4団体統一に脚光
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級(53.52キロ以下)3団体統一王者・井上尚弥(大橋)が13日、東京・有明アリーナでWBO世界同級王者・ポール・バトラー(英国)との4団体王座統一戦に臨み、11回KO勝ちした。4団体王座統一の快挙に英専門誌も脚光。最新刊の表紙に起用した。
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1909年創刊の老舗英専門誌「ボクシングニュース」の表紙を、井上がジャックした。亀になるバトラーのガードの上から右のパンチを叩き込んだ瞬間。井上の目はしっかりとバトラーを捉え、パンチの衝撃からか、汗が飛び散っている。
迫力満点の表紙には「CHEWSDAY」の文字。試合の行われた火曜日(Tuesday)と、噛む、かみ砕く(chew)を組み合わせた造語が大きく印刷された。さらに「“モンスター”イノウエは東京で、ゆっくりと、しかし、確かにバトラーを貪り食った」とキャプションがつけられている。
同誌公式ツイッターは「最新刊の表紙を紹介。素晴らしいイノウエがバトラーの忍耐を打ち負かした」と記して画像を公開。海外ファンからは「これは驚異的だ」などとコメントが寄せられた。
井上は軽量級初、アジア人初、世界9人目の4団体王座統一の快挙に加え、世界初の「4団体全KO奪取」の大偉業を達成。圧倒的な強さは、バトラーの母国誌さえも虜にしていたようだ。
(THE ANSWER編集部)