スケートカナダが公式サイトで発表

　スケートカナダ連盟は12日、同連盟が主催するフィギュアスケートの大会において、ペア・アイスダンスの2種目で同性同士による参加を認めると、公式サイトで発表した。

　性差別撲滅を目指しているカナダ連盟は、2人一組で出場するペアとアイスダンスの2種目で、従来の男女による規定から変更。同性のパートナーで参加することを認めるという。この案は、スケートカナダのEDIS運営委員会（公平性・多様性・包括性・アクセシビリティ運営委員会）によって今年7月に作成され、9月に同連盟理事会に提出され、全会一致で可決された。

　同連盟のカレン・ブッチャー会長は「この変更はスケートカナダが一体となって承認したもので、ペアとアイスダンスの種目でエキサイティングなパートナー同士がペアやアイスダンスで競い合うことになります」と説明。「スケートカナダはルールの変更で、カナダにおけるスケートを発展し、誰もが楽しめるよう努めていきます」とした。