大谷翔平、復活弾に揺れた「花巻東」タオル MLBは高校時代の“伝説の夢”に脚光
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦でメジャー初代打本塁打となる勝ち越し7号ソロを放った。出場17試合ぶりの一発をMLBは動画付きで速報。母校の「花巻東」タオルが客席で揺れる中、実に52日ぶりのアーチで本拠地のファンを存分に酔わせた。
誰もが待ち望んだ52日ぶりの一発、三塁内野席に「花巻東タオル」も…
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦でメジャー初代打本塁打となる勝ち越し7号ソロを放った。出場17試合ぶりの一発をMLBは動画付きで速報。母校の「花巻東」タオルが客席で揺れる中、実に52日ぶりのアーチで本拠地のファンを存分に酔わせた。
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懐かしの紫色のタオルがエンゼルスタジアムに揺れていた。高校野球シーズンが開幕した7月。かつて甲子園を沸かせた怪物が、メジャーを舞台に復活の狼煙を上げた。大谷は3-3で迎えた7回先頭、代打で登場。カウント2-2から変則右腕シャグワが投じた6球目だった。
内角低めの速球に長い両手をうまく折りたたんで強振。豪快にセンター方向にかっ飛ばした。打った瞬間、それと分かるような大飛球はぐんぐん伸び、背走した中堅手が見送る遥か先に着弾。文句なしの7号ソロとなった。
5月17日のレイズ戦以来、17試合ぶりの135メートル弾は貴重な勝ち越しアーチ。前日(7日)に自打球を当てた影響でゆったりとダイヤモンドを回ると、三塁内野席では母校の「花巻東」タオルを掲げ、喜ぶファンも。「大谷の夏」の到来を誰もが喜んだ。
MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によれば、初速108.8マイル(約175キロ)。飛距離443フィート(約135メートル)の特大弾をMLB公式インスタグラムは動画付きで速報。米ファンも「これを待っていたんだ」「オオタニはモンスター」など大喜びとなった。